ブログ 引っ越しました。

このブログは、新しいサイトに引っ越しました。

新しいURLは↓  お気に入りなどの修正をお願いします。

               https://cancer-survivor.jp/

20180205002_2

サイト内の記事へのリンクが自動では変換できなかったので、新サイトでブログ内へのリンクをクリックすると、ココログのページが表示されます。

変換作業は手作業になるので、ぼちぼちやります。

半年から一年くらいは、このブログも残すことになりそうです。

2018年2月 4日 (日)

第10回『すい臓がんカフェ』を開店します。

Kaiten

【日 時】2018年2月25日(日) 13:10~16:30 (開場12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分
       Luz大森 4階 入新井集会室
【参加費】500円
【定 員】130名

『すい臓がんカフェ』は事前登録制です。

参加登録は、2月2日(金)20時より受けつけます。

開催の詳細な内容、事前登録は下記のオフィシャルサイトからお願いします。

  • 短時間で満席になることがあります。
  • 入力途中であっても定員に達すると、強制的に受付けを終了します。
  • 「参加申込み」ページに入力フォームが表示されていますので、事前に内容を準備して当日に臨まれるとよろしいでしょう。
  • 「知りたいこと、困っていること、他の方へのメッセージ」欄は入力必須項目になっています。

『すい臓がんカフェ』オフィシャルサイト


膵臓がんと闘うたくさんの仲間がいます。

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お願いします。 にほんブログ村

2018年2月 3日 (土)

ブログの引っ越しを考えてます

このブログは、10年間ココログで運営してきましたが、引っ越しをしようと準備中です。

NIftyのココログには10年間お世話になったのですが、最近不満がたまっています。ここ数年で、Webへの閲覧はスマートフォンがメインとなりました。アクセスの6~7割がスマフホからのものです。

ココログも一応はレスポンシブ対応で、スマホ用の画面が表示されるのですが、これが貧弱なんです。箇条書きや引用がまったく反映されず、本文と同じ調子で表示されます。

左がココログの「スマートフォン表示」で、右がPCでの表示。
文字サイズが大きくて1行の文字数が少ないので,相当スワップしないと全体が見えません。
箇条書きも引用も本文との区別ができない。
下にスワップしても、サイドバーは表示されません。

20180203_181325

ココログには何度も改善を求めたが、まったくその気がなさそうです。

で、ここ1週間は引っ越しのための準備でした。

  • レンタルサーバーを借りる
  • 独自ドメインを取得する
  • WordPressをインストール
  • ココログの記事と画像をアウトプット
  • WordPressでのインポート

記事が2000本、画像が3700個もあるので結構な作業でしたが、ディレクトリ構造も再現できる状態で、なんとか自動化でダウンロードできた。しかし、一部の写真がどうしてもダウンロードできない。

明日か明後日には一応の引っ越しが終わり、新装開店の予定です。

» 続きを読む

CAR-T療法は期待できますか?

1月31日のヨミドクターにこんな記事があります。

遺伝子改変で免疫細胞強化...新がん免疫療法

免疫細胞の遺伝子を改変してがんへの攻撃力を高め、急性リンパ性白血病の患者の体内に戻して治療する臨床研究を、名古屋大学が2月から始める。2年後の承認を目指している。

この治療は「CAR―T(カーティ)療法」と呼ばれる。患者本人から免疫細胞の一種のリンパ球を取り出して遺伝子を操作し、白血病細胞を見つけて攻撃しやすくする。

米国で昨年承認され、抗がん剤が効かなかったり、骨髄移植しても再発したりして他の治療法がない患者に効果を上げている。国内では自治医科大学などが臨床試験を進めている。

高額な治療費がネックとなっているが、名古屋大学の手法は、遺伝子の操作でウイルスを使用する代わりに酵素を使うため、従来よりコストを大幅に削減できる可能性があるという。

CAR-T療法、はっきり言って、あまり効果は期待できないですね。その理由を書いてみます。

CAR-T療法とは

CAR-T(カーティ)は「キメラ抗原受容体」のことです。「キメラ」とは、ギリシア神話に登場する、ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ伝説の生物「キマイラ」に由来します。これから、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること、その固体を「キメラ」と呼ぶようになりました。

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免疫細胞の一種であるT細胞にCARを組み込むのでCAR-T療法となるわけです。

1990年代半ばに、ペンシルベニア大学のチームが、T細胞の免疫応答プロセスを強化しようと考えて、患者のT細胞を取りだしてがん細胞表面の蛋白質を認識する受容体を組み込んで患者に戻す方法を考え、翌年に重い白血病の患者に対して初の臨床試験を行ったのです。

ところが、この患者は10日後に発熱と呼吸困難に陥って集中治療室に修養される事態になります。免疫系が暴走する「サイトカイン・シンドローム」が起きたのです。生命の危機からなんとか持ち直した患者は、1ヶ月後の検査で白血病細胞がまったく見つからなくなったのです。

しかし、審査委員会はこの治療法は危険すぎるとして資金の提供を中止し、CAR-T療法も忘れ去られようとしましたが改良を重ねた結果、FDAが 「画期的治療薬」の指定をし、このほど小児・若年者の急性リンパ性白血病を対象として認可されたのです。

重篤な副作用が多発する

CAR-T療法が開発されたのは、「クリスバー」という遺伝子操作技術を使って、簡単に遺伝子を組み換えることができるようになったという背景もあります。多くの医療機関が導入に躍起になっています。

しかし、別の遺伝子をくっつけても、T細胞はがんを攻撃する最強の騎士ではありません。T細胞にはいくつものタイプがありますが、目の前のがん細胞を攻撃するT細胞の数は数万分の1ともいわれています。CARを組み込まれたT細胞でも同様です。どんながん細胞でも攻撃するわけではないのです。

がん細胞には発現しているが、正常細胞には発現していない“がん特異的抗原”が必要です。それが見つかれば、がん細胞だけを攻撃して副作用のない治療法ができますが、そんなものは見つかった試しがありません。

今回FDAが承認したのは、B細胞に特有のCD19という蛋白質を標的に細胞を攻撃するのですが、CD19はがん化したB細胞だけでなく正常なB細胞にも存在します。そのために血中の抗体が激減し、野菜を食べても感染症というレベルにいたるので、免疫グロブリン製剤の大量投与などの補助療法が必要になるのです。

敵味方の区別なく絨毯爆撃して、味方の損害は別の方法で考える、というのが、CAR-T療法に限らず、現在の免疫療法の限界です。絨毯爆撃の規模が大きければ大きいほど、多くの敵を殺せるが、味方の損害も大きくなるのです。

大阪大学の保仙直毅准教授は「免疫のアクセルを踏みっぱなしにする治療法だ」と説明していますが、まさにブレーキのない車で暴走運転するようなものです。

活性化を強める工夫をすればするほど、副作用も強烈になります。免疫の力を存分に活かせる治療法とはいえないのですから、免疫チェックポイント阻害剤もCAR-T療法も決定的ながん治療にはなりえません。

高額な治療費

この"改造された暴走車"の値段、最近FDAに承認されたCAR-T細胞療法の治療費が475,000ドル、日本円で5000万円以上と言われています。ある試算では7400万円という話もあります。CAR-T療法に続き、TCR導入T細胞療法が開発されるとさらに高額になります。

高額な治療費の裏には、利益相反の噂もありそうです。

CAR-T療法は、新潟大学の今井千速准教授らが米国留学中の04年に論文発表し、米国の聖ユダヤ小児研究病院に在籍していた当時に共同開発した技術を主な要素としている。

ペンシルベニア大学の研究チームを率いるカール・ジュン博士は「CAR-T療法の発明者の一人」として知られ、この技術に関する特許を何本も持っているといわれていますが、ジュン博士の功績はCAR-T療法を発明したというよりも、この技術を臨床に応用して効果を証明したことにあるのではないか。彼はまたCAR-T療法の商用化を図るスイスの大手製薬メーカー「ノバルティス」と金銭的な関係もとりざたされています。

ジュン博士は、今井准教授らが在席していた聖ユダヤ小児研究病院から「研究成果の移転合意」を結んでこの技術を臨床に応用し、発表した論文が大きな反響をよんだのですが、その論文には今井氏や聖ユダヤ小児研究病院のクレジット(功績)は一切記載されておらず、このため聖ユダヤ小児研究病院はペンシルバニア大学を告訴する事態になったのです。

このように、CAR-T療法の周囲には巨額の金銭を巡る疑惑が絶えないようです。

「画期的な新薬」になんども裏切られてきた身としては、CAR-T療法もいったん身を引いて、客観的な眼で見ることが必要かなと感じる次第です。

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2018年1月27日 (土)

神奈川県立がんセンターのいざこざ

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神奈川県立がんセンターの放射線医が一斉に退職するというニュースですが、イマイチ分かりづらいです。

で、何があったのでしょうか。

神奈川県の公式サイトに『神奈川県立がんセンターの放射線治療について』との調査結果(記者発表資料)が掲載されています。

2 医師退職の主な理由
○ 退職医師らが退職を決意した最も大きな理由は、放射線治療科に長年勤務していた医師が外部機関に研修派遣され、退職に至ったことである。 
○ 当該医師の研修派遣を巡っては、研修派遣の理由や必要性、派遣時の処遇、派遣復帰後のポスト等について、病院機構本部と当該医師との認識に大きな相違があった。

○ このように両者の認識が異なったまま研修派遣命令が出され、その結果、医師は退職するに至ったが、この一連の過程で、病院機構本部から当該医師や退職医師らに対し、十分に納得のいく説明はされなかった。 
○ こうした対応により、当該医師とともに放射線治療に当たっていた退職医師らは、自分達もいつ同じような目にあうかもしれないとの不安を抱くこととなった。
○ また、退職医師らの中には、当該医師のもとで学ぶために着任した医師もおり、それらの医師にとっては、がんセンターで治療に携わる意義や意欲が大きく低下することにもなった。 
○ このような研修派遣を巡る対応のほか、病院機構の監査・コンプライアンス室では医師間のパワハラ事案を認定しているが、退職医師らは、これに対する機構本部の対応についても不透明、不公正ではないかと不信感を抱いており、これら一連の対応が、退職を決意することにつながったものと思われる。

意思疎通の欠如やパワハラが原因と言うが、権力争いもあるのでしょうか。副知事が越権行為との情報もあるが・・・。どちらの主張が正しいのか、分かりませんが、患者そっちのけは止めてほしいものです。

ジャーナリストの田中幾太郎氏の『神奈川がんセンター、医師が次々退職の異常事態…重粒子線治療が存続の危機』にそのいきさつが書かれている。

「病院をガタガタにした元凶は黒岩祐治神奈川県知事」と言い切るのは、数年前まで神奈川県立がんセンター(横浜市)に勤めていた医師。この人物のもとには、今でも同センターに在籍する医師たちから不満の声が次々に寄せられているという。そんななかで、同センターの経営を揺るがす大きな問題が起きていた。

「神奈川県立がんセンターは16年度、12億7900万円の赤字を計上。期待していた重粒子線治療が高額のために、患者数が伸び悩んだせいですが、17年度、18年度はさらに悪化することが予想され、県財政への悪影響が懸念される」と、県関係者は顔を曇らす。

「人心を掌握しないような人事が繰り返されたからです。そして、その大本をたどっていくと、黒岩知事に行き着く」(前出・元がんセンター医師)
 今回の一連の退職劇で真っ先に神奈川県立がんセンターを去ったのは、重粒子線施設を導入した最大の立役者だった放射線治療科のトップを務めていた女性医師N部長だ。放射線医療では定評のある群馬大学医学部出身。東海大学医学部の准教授を経て、08年に同センターに入職した。

この記事では、神奈川県立病院機構の土屋理事長を「管理責任なし」と書いているが、変わりの医師確保に奔走したのが、土屋了介氏ですよね。ともあれ、病院機構とがんセンターのぎくしゃくした関係もありそうです。

より根本的な問題は、

重粒子線施設は、山形大学医学部附属病院 (2019年10月から稼動予定)と大阪重粒子線センター(2018年3月開業、10月治療開始予定)を入れれば、国内で7ヶ所あります。世界一の稼働台数です。

箱物を作ってはみたが、治療をするのは放射線医であり、それなりの経験が必要でしょう。機械が治療をするのではないですから。1年や2年の経験しかない放射線医が施設の責任医をしていたとは、がん患者としては「大丈夫でっか」と思うよね。

確たるエビデンスもないのに、陽子線施設や重粒子線施設を作りすぎたのが、そもそものまちがいではないですか。それに黒岩神奈川県知事の「人気取り」偏重の政策が、拍車をかけている感は否めません。

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CRP値にはもっと関心を持って欲しい

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CRPとは

血液検査の結果に「CRP」という項目があります。

C反応性蛋白:C反応性蛋白の産生量は炎症反応の強さに相関するため、血清中のC反応性蛋白を定量して炎症反応の指標とすることができる。すなわち炎症が強いほど血清CRP値は高くなる。日本においては血液検査においてごく一般的に計測される。細菌感染では上昇しやすく、ウイルス感染ではアデノウイルスなど一部のウイルス以外ではインフルエンザウイルスのように強い発熱を発症するものでも上昇は軽微である。つまり、通常の感冒では上昇しないことが多い。
CRPを標準値や他の患者の値と比較することはあまり有意義ではなく、一人の患者の経過を観察するために有用な指標といえる。(Wikipediaより)

炎症とは

身体の炎症の程度を測る指標です。で、「炎症」とは? これも直感的には分かりづらい。

「病院の言葉」を分かりやすくする提案』のサイトにはこう書かれています。

  • からだを守るために,からだの一部が熱を持ち,赤くはれたり痛んだりすること。
  • からだが何かの有害な刺激を受けたときに,これを取り除こうとして防御する反応が起こります。普通は,その反応の起きている場所は熱を持ち,はれ上がり,赤みがさし,痛みを感じます。これを『炎症』と言います。
     『肺炎』『皮膚炎』など,『○○炎』という病名がたくさんありますが,これらはその部分が炎症を起こしている病気です。例えば,肺炎は,肺に入ってきた細菌やウイルスに抵抗するために炎症を起こす病気です。アレルギーの場合も,外から入ってくる物質に反応して炎症を起こします。

余談ですが、この『「病院の言葉」を分かりやすくする提案』にはがん患者は知っておくべき「病院言葉」がわかりやすく解説されています。「エビデンス」「寛解」「浸潤」「耐性」など、一度確認しておくと良いでしょう。

がんと炎症

がん患者が血液検査をすると、CRPが高くなることがあります。

「C反応性蛋白(CRP)」は、細胞組織に傷がついたり、臓器や粘膜が炎症したときに、体が防衛反応として発生させるタンパク質です。C反応性蛋白の産生量は炎症反応の強さに相関するため、血清中のC反応性蛋白を定量して炎症反応の指標とすることができます。すなわち炎症が強いほど血清CRP値は高くなります。

身体に傷ができると免疫機能が作用して炎症反応を起こし、傷を修復します。修復が終われば炎症をなくします。炎症は免疫のための必要な機能ですが、がん細胞はいつまでも炎症反応を続けさせます。炎症反応を利用して自分のまわりに血管を作らせ、酸素や栄養分を補給して大きくなります。

炎症があるがん細胞の周囲では、本来はがん細胞を退治するはずの好中球やマクロファージが、がん細胞の成長を促す役割をするのです。さらに炎症細胞は、がんと闘う主役のT細胞を寄せ付けず、がんを退治する能力さえも殺してしまいます。

つまり、がん患者の体内では免疫機能が落ちており、その上更に抗がん剤で免疫力を落とし、がん細胞の狡猾な働きによって、わずかに残ったT細胞すらも無力にされるのです。

日本の医者の多くは、このがんと炎症の関係にほとんど関心がないか、あってもそれへの対処方法を話してはくれません。しかし、CRP値などに代表される炎症性サイトカインの血中濃度が高い患者ほど再発しやすく、予後が悪く短命です。

最近、瞑想による遺伝子発現の関係が明らかになってきています。「発現」とは遺伝子のスイッチがオンになって、遺伝子に書き込まれたタンパク質を作るようになることです。

瞑想による健康効果には遺伝子レベルでの根拠があります。 瞑想に熟練した人たちに8時間にわたって瞑想をしてもらい、瞑想ではないけれど静かな時間を過ごした一般人と比較したところ、炎症を誘発する遺伝子(RIPK2 や COX2 など)の発現量が減少するなどの遺伝子・分子レベルでの変化が生じ、それによって、肉体がストレスから回復する速度が速くなっていたのです。

炎症とがんとの関係を長年にわたって研究してきた三重大学教授の三木誓雄氏は、「がんの組織がIL6(インターロイキン6)とともにIL6受容体をも高発現していることに注目してきた。その結果、 IL6が中心となってがん性悪液質が発生、しかもがん組織自ら産生したIL6を自ら受容して増殖する患者にとっては大変迷惑な循環現象が起こっていると捉えるようになった」「食べても、食べても痩せる」という悪液質の特徴の背景には炎症があると三木氏は言います。

がんに由来する炎症マーカー(CRP)値上昇はがんが発見される何年も前から続くことになり、結果的に大きなダメージを患者の身体に与えているのです。

瞑想法の効果は、免疫システムの正常化、炎症の減少などが報告されています。2ヶ月間の瞑想だけで、免疫システムがインフルエンザ・ワクチンに強く反応するようになり、白血球はNK細胞も含めて正常になり、がんとより強く戦えるようになったのです。

今インフルエンザが猛威を振るっています。過去最悪だとも報道されていますね。手洗い、うがいの他に、瞑想も効果があります。

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