« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

2014年3月31日 (月)

伊豆高原の桜・2

大室山の4000年前の噴火により、流れ出た溶岩が海を埋め立ててできたのが城ヶ崎海岸の独特の景観です。吊り橋で有名ですが、吊り橋の上から岬の先端部を取ったのが次の一枚。恐竜の頭のような岩肌を、DP3 Merrillの"超"解像度で確認できます。(オリジナルサイズはこちらから)

DP3M1469

Dp1m1909 そば処「蕎仙(きょうせん)」は、”ペットと同伴できる”とのことで選んだ店ですが、十割蕎麦では結構人気の店だと、後で知った。

ペット連れで食事のできるログハウスが一棟あり、予約もせずに行ったのですが、親切にも予約客の間に入れてくれました。蕎麦は香りも十分あり、生桜エビのかき揚げは一人前で二個もある。ゼンマイ、タケノコなどの季節の野菜も美味しかったです。

DP1M1910

20140329_122046

このかき揚げを食べるためだけでも、行く価値があります。

翌日は低気圧の接近で大荒れとの予報。下田の港町散策は諦めて早めに帰ることに。しかし、伊豆東海岸の135号線は大渋滞は必至だし、東名も同じだろう。伊豆スカイラインを通って箱根経由、西湘バイパス-新湘南バイパスから戸塚ICを経て首都高に入るルートにした。

伊豆スカイラインはまるで台風の中のようで、景色はもちろん、雨・風・霧で前も見えない。箱根湯本の「ちもと」で湯もちを買ってUターン。

途中茅ヶ崎で昼食。湘南で唯一の蔵本、熊澤酒造が運営する「MOKICHI FOODS GARDEN」。古い精麦工場をレストランにしてあります。天井の枠組みは、世界遺産である富岡製紙工場と同じ製法でしょうか。

メニューはイタリア料理ですが、オリーブオイルが二種類おかれてあり、たっぷりとかけていただけます。それに魚料理が多いですね。

ということは、がん患者にとってはオリーブオイルたっぷりの「地中海料理」が食べられる!!

01image 02image

20140330_130219 20140330_134905

すごい人気の店でした。また来たいなぁと家族全員で一致。最後に載せ忘れた我が家の愛犬と桜を。

DP2M3216

DP2M3185

続きを読む "伊豆高原の桜・2" »

2014年3月30日 (日)

伊豆高原の桜

伊豆高原の桜祭りへ行きました。伊豆高原の桜祭り会場はこんな感じ。
しかし、桜並木のソメイヨシノはまだ蕾が多く、5分咲きくらいかな。

DP3M1409

祭りのメイン会場よりも、観光客もほとんどいなく、車もめったに通らない伊豆高原駅から城ヶ崎海岸に向かう途中の道路が満開になっていて、桜のトンネルができていました。(もったいない!)

DP3M1485

DP3M1478

大室山のさくらの里へ。ここは枝垂れ桜が満開で見頃。大室山を背景に、たくさんのカメラマンを集めていました。

DP3M1433

DP2M3178

このショット、春らしい、いい雰囲気ですよね。↑ PLフィルターを使っています。

DP2M3191

大室山を背景に(低い小さな山ですが、標高580mの火山です)みごとな枝垂れ桜でした。

DP2M3203

オリジナルの原寸大はこちらで。

昼食は、近くのそば処「蕎仙(きょうせん)」へ。手打ちの十割蕎麦を出してくれます。この蕎麦、極細でありながら十割蕎麦。茹でるのは五秒だとか。つなぎなしでも切れ切れになっていないのがすごい。生桜エビのかき揚げがまた絶品でした。蕎麦もおかわりをしてしまった。

食べ物のはなしは次回に。

続きを読む "伊豆高原の桜" »

2014年3月28日 (金)

何十年ぶりの不整脈

DP3M1406

小雨の中、桜の女王といわれる「陽光」


若いときから心臓には欠陥があって、ときどき不整脈が起きていた。私の心臓は、洞結節以外からも収縮せよという信号が出ている。そのために心室性期外収縮が起きる。指揮官が二人いて混乱するわけだ。中学生、高校生のころはときどきぶっ倒れていた。

しかし、膵臓がんをやって体重が激減してからは不整脈はなくなり、すっかり忘れていた。ところが、火曜日から少し調子がおかしい。具体的には心筋梗塞、狭心症の前触れのような歯の痛みがある。奥歯の不快な痛みと狭心症・心筋梗塞の関係は昔からよくいわれている。不整脈もときどき起きている。

もう一つの可能性はαGI阻害薬「セイブル」の副作用か。この薬に変えて3週間になる。セイブルの添付文書には書かれてはいないが、心血管系に影響することは確かだろう。

最後の可能性は、福島第一由来のセシウムが心筋に蓄積されて、症状がでているのかもしれない。10Bq/kg程度のセシウムでも、心臓麻痺が起きることは、バンダジェフスキーによってチェルノブイリ以後に知られるようになった。関東で心疾患死亡率が増加しているという情報もある。こちらも。もちろん、まだ科学的に十分な根拠が示されているわけではない。

放射線の影響はがんだけではない。放射線の影響は確率的だが、平等ではない。なんらかの障害のある人にはより大きなリスクを与える。

明日から東伊豆に一泊旅行だ。娘も免許を持っているから、無理せずに行ってきます。

続きを読む "何十年ぶりの不整脈" »

2014年3月27日 (木)

CDの再リッピング終了

DP3M1380

春です。我が家の前の桜も満開です。

DP3M1388

このガーデン・シクラメン、昨年からずっと交互に花が咲き続けている。部屋が暖かいからだろうか。


昨年の11月から始めたCDの再リッピングがやっと終わった。約500枚のCDをflacでリッピングしてLANディスクに保存。もちろんバックアップは別のHDDに取ってある。143GByteにしかならない。

PioneerのPure Readドライブを使ったリッピングは、EACのエラー補正よりも音がいい。要するにCDプレーヤーなどのリアルタイムでのDA変換では、読み取りエラーを完全には補正し切れていないのだ。

静音設定はなし。常に最高速度で読み取る「パフォーマンスモード」にします。

Pure READは「マスターモード」の設定です。「パーフェクトモード」でもよいのですが、傷の多いCDでは読み取りが中断されます。

Imageyositakapc003

EACのドライブオプションで、「取り込み方法」を「バーストモード」にします。その他の設定では、EACのエラー処理とPURE READのエラー処理がダブルで掛かることになります。

Imageyositakapc004

「時間的問題」の表示がたくさん出ますが、「エラーありませんでした」となっていれば正常にリッピングできています。

その他の設定は、検索で関連サイトを探してください。

音は最高! ハイレゾ音源に迫るくらいでしょう。

続きを読む "CDの再リッピング終了" »

2014年3月26日 (水)

良寛さんと多元宇宙論

以前の記事でも書いたのですが、良寛にこんな歌があります。

沫雪(あわゆき)の中にたちたる三千大千世界(みちあふち)
またその中に沫雪ぞ降る

三千大千世界とは、仏教における宇宙論を表わす言葉です。我々の住むこの世界は須弥山(しゅみせん)を中心として周囲に4つの大陸があり、その周りに九山八海があるとされています。この世界が千個集まったものを小千世界といい、小千世界が千個集まって中千世界、さらにこれが千個集まって大千世界となります。大千世界には小・中・大の三つの世界が含まれているので、これを三千大千世界ともいいいます。つまり、10億の小世界(我々の住む世界)が階層状に集まっていると考えるのが仏教の宇宙論です。

_mg_0595 良寛の歌は、一粒の雪の中に10億の小世界が見えている、その10億の世界のそれぞれにまた沫雪が降っている。更にその沫雪の中にも10億の小世界があり、その中にもまた沫雪が降っている・・・と、幾重にも重なり合ってどこまでも続いています。また、いま良寛が見ている沫雪の降っているこの世界も、さらに大きな沫雪の中に含まれている、その世界もまた更に大きな沫雪に・・・・。こうして大きい方にも幾重にも世界が重なっている。何とも壮大な歌ではないですか。

はなしが変わって、

量子力学におけるシュレーディンガーの猫の問題を解決するための仮説として、エベレットの「多世界解釈」というものがあります。そのひとつの多元宇宙論(マルチバース)が、初期宇宙や宇宙の誕生を研究している科学者のあいだではかなり知られるようになっているのです。それは最新の宇宙論として注目されている「ブレーン宇宙モデル」が、 マルチバースの存在を予言しているからです。ブレーン(膜)宇宙モデルは超ひも理論を基礎にしています。超ひも理論では私たちの世界である縦・横・高さ・時間の4次元とは別に見えない次元があり、合わせて10次元または11次元であると考えます。それでブレーン宇宙モデルも、宇宙は10次元または11次元の存在であると仮定しています。

私たちの4次元宇宙の「外側」にはそれ以外の余剰次元の宇宙が広がっており、私たちの宇宙は、高次元宇宙から見れば、時空に浮かぶ薄膜のように見えるというのです(見た人はいませんが・・)。その薄膜はたくさん(10の200乗個!。ゼロが200個も続く)あり、それぞれが互いに衝突を繰り返しています。薄膜どうしが衝突したときに、ビッグバン(宇宙の始まり)が生じるのです。

Maku_0002 仏教の三千大千世界よりもはるかにたくさんの宇宙が存在するのですね。「膜」だとか「ひも」だとかが出てきますが『気が遠くなる未来の宇宙のはなし』には、こうした宇宙のはなしが満載です。

10の200乗個の一つである私たちの宇宙には、銀河が2000億個以上有り、一つの銀河は100兆個の星々で構成され、その一つである太陽の第三惑星に私たちは住んでいる。何とちっぽけな存在だろう。良寛さんは沫雪(あわゆき)の中に多重宇宙を見たが、実際にもこの宇宙は(11次元から見て)「泡」の膜であったとは。壮大な空間や無限の時間を想像していると、わずか100年の寿命を長いとか短いとか、ちっぽけな欲望だなぁと思えてきます。

続きを読む "良寛さんと多元宇宙論" »

2014年3月20日 (木)

良寛さんの、百歳まで生きる秘訣

モーツァルト:ディヴェルティメント第17番・第1番 三寒四温とはよく言ったもので、今日は朝から冷たい雨です。こんな日はモーツァルトのディヴェルティメントが気分に合いそうです。K.334の第17番、K.136~138の第1~3番をイ・ムジチで。

「百歳まで生きて、癌で死ぬ」のが私の理想です。どうすれば百まで生きられるのでしょう。ストレスを溜めず、食べ過ぎず、適正や体重を保って、運動をし・・・・、と常識的な回答ならこうなります。でも良寛さんは違いました。

P1020738 良寛さんが西山(現、柏崎市西山町)のある富豪を訪ねたとき、そこの主人が

「名誉も富も何一つ不足はないのですが、ただ一つ百歳まで生きたいと思うので、何かよい方法があったら教えていただきたいのです。お礼なら望み通り差し上げます」

と。良寛さんは笑いながら言いました。

「礼などは要らん。そんなことは簡単なことじゃよ。百歳まで生きる心がけはな・・・。今、百歳だと思えばいいんじゃよ。」

自分の思い通りにならないことにはあれこれ悩まないで、今のこの時を「最後の日」と覚悟して生きることが大切だと、良寛さんは言いたかったのでしょう。良寛さん自身が、そのように生きた人でした。

今だからこそ、良寛いのちの落語」の樋口強さんが良寛さんを落語にしてしまいました。『今だからこそ、良寛』を上梓されています。良寛を手本に、”人生が輝いて楽しくなる秘訣”を古典落語も織り交ぜながら紹介されています。

秘訣1 今日もサケサケ明日もサケ

酒もタバコも大好きな良寛さん、だから直腸がんになってしまったのかもしれませんが、酒を歌った俳句や和歌がたくさんあります。

   山しぐれ 酒やの蔵に 波深し
   さけさけと花にあるじを任せられ 今日もさけさけ明日もさけさけ

とにかく良寛さんの酒は楽しい酒だった。五合庵には鉢一つしかない。これでかゆを炊き、手足を洗うのが良寛さんの生活。物を持たないからこそ心は身軽なのです。客人が来て酒を振る舞おうとするが、入れ物がない。火葬場から欠けた椀を拾ってきてそれに酒を満たして客人に振る舞う良寛だった。屈託がない。

秘訣3 今日が百歳だよ

良寛さんの逸話から、樋口さんはこう言う。

いのちの価値をその長さだけに求めて無為に長生きをしても、そこに何の喜びが残るだろうか。それよりも今日を精いっぱい楽しく生きてみる。その楽しさが明日につながる。つなげるものはいのちではなく、自分が楽しいと感じる心である。明日の楽しさが明後日に手をかけて、それが限りなく続いていく。

そして、自分のいのちが終わりを迎えるときに、「ありがとう」という一言が出た瞬間が百歳、百年目である。

これ、桂米朝さんが得意とした噺『百年目』のオチと絡めた説明なのですが・・・。

樋口強さんの毎年恒例の「第14回 いのちに感謝の独演会」の申込みも始まっています。メールで予約できるのでお早めに。昨年はいけなかったから、今年は是非参加したいな。落語になった良寛さんを聞くことができるでしょう。

私も、一日も欠かさずに楽しい晩酌をやっている。

   散る桜 残る桜も 散る桜

少し早いか遅いかの違いに、何をジタバタすることがあろうか。

このブログの良寛さんの関連記事

中島梓と良寛の死
瀬戸内寂聴の『手毬』は貞心尼を通してみた良寛を描いている。最後にこんな一節がある。良寛さんは、たぶん大腸がんではなかったかといわれているが、その最期のとき...

心と癌と量子力学の関係(3)
世界(みちあふち)またその中に沫雪ぞ降る良寛にこんな歌があります。三千大千世界を「みちあふち」と読ませていますが、三千大千世界とは、仏教における宇宙論を表...

一年有半
って死を納得させてくれ書物は老子であり、良寛、道元、兼行である。しかしそれだけでは足りない。宇宙とは、時間と空間とは、その中での生命とは何か。この世界の有...

傷だらけの黒揚羽
て来る」、やって来たら受け入れればよい。良寛はさらにすごいことを言っている。「三条大地震の見舞い」の手紙として、文政11年12月8日の山田杜皐さん宛の地震...

良寛の旅
す。田圃はまだ稲穂は青々としていました。良寛が20年住んだという国上山の五合庵へ。ここには10年ほど前の冬に来たことがありますが、雪の山道に難儀しました。...

雙脚 等閑に伸ばす
・・そんな気持ちが沸き出でてくる。ふと、良寛のこんな詩が思い浮かんできた。騰々(とうとう) 天真に任す囊中(のうちゅう) 三升の米炉辺 一束の薪誰か問わん...

生きるということ
。これこそが人が自由になる唯一の方法だ。良寛は次のように言う。欲なければ一切足り 欲ありて万事窮す  良寛世の中の哲学・宗教において共通しているのは、自分...

続きを読む "良寛さんの、百歳まで生きる秘訣" »

2014年3月18日 (火)

膵臓がんとK-RAS遺伝子

1月にASCO-GI(2014 Gastrointestinal Cancers Symposium)が開催されて、その速報が癌Exportに載っていたのですが、膵臓がんに関する情報はほとんどありませんでした。目についたのは

転移を有する膵腺癌のファーストライン治療としてnab-パクリタキセル+ゲムシタビンがOSを2カ月以上延長

という記事くらいでしょうか。

ところが、「がん患者のあきらめない診察室」で岩村先生がいくつかの重要な指摘をされています。

  • へッジホッグは膵臓がん治療の大きな財産になりえるか?
  • 膵臓がんにおけるサイトカインIL-6 今さらですが国立がんセンターの発表

重要なのはすい臓がんにおけるタルセバはk-RAS遺伝子変異陽性では奏功しないと考えられます。そして膵臓がんにおけるK-RAS遺伝子変異は病状が進むにつれて割合を増しsecond-line以降では9割以上変異があると考えられます。これがタルセバがfirst-lineで使用するなら使用したほうがいいという話になります。

すい臓がんにおけるタルセバはK-RAS野生型の場合に限定して使用すべきでK-RASが調べられない場合は遠隔臓器への転移がない、CA19-9は低め、糖尿病がない場合の再発時、もしくは切除不能時first-lineにして限定すべきだと結論します。

K-RAS遺伝子が野生型なら、タルセバが有効な可能性が大きい。癌が進行するにつれて変異型が多くなるので、ファーストラインで使用する方が良い。

それでは予後の悪い変異型であった場合はどうするか。hedgehog(以下HEと略す)経路を阻害することですい臓がんの増殖は抑制されると期待されるので、HE阻害剤vismodegibが効果を示す可能性がある。

このような内容です。タルセバ、FOLFIRINOX、アブラキサン、どれを使おうが治ることはあり得ないでしょうが、少しでも余命を永らえるための方法として考慮に値するでしょう。遺伝子を調べてオーダーメイド医療と言うことですが、もちろん確たるエビデンスがあるわけではありません。

続きを読む "膵臓がんとK-RAS遺伝子" »

2014年3月15日 (土)

パソコンの引っ越し

今日はXPからWindows 7 Proにパソコンの引っ越し。私のデスクトップとノートはすでにWindows7に買い換えてあるのだが、娘のデスクトップがまだXPのまま。先日やっと買ったので、今日はデータとプログラムの引っ越し作業です。我が家は息子も娘もIT関連の仕事なのですが、昔からパソコンの設定やLAN、ルーターの設定は私の仕事(プロバイダーの光契約料金もこちら持ち!)です。世間では親父のパソコンの面倒を見るのは子どもたちの役目ですが、うちは逆。

理研のSTAP細胞、やはり捏造なのでしょうか?しかしNature誌も騙されるとは、査読は誰が行ったのでしょうかね。実験室をピンクに模様替えしたり、割烹着を着せたのもマスコミ向けの演出だったという。演出効果が効き過ぎて世間の注目を集めることとなり、その結果論文の矛盾点を探す人がたくさん出てきたらしい。やぶ蛇だったと言うことか。

記者会見のようすを見ていると、小保方さん一人に罪を負わせて「トカゲのしっぽ切り」にしそうな様子です。共同発表者や上司は責任を取らないで済まそうとしているように見えます。

独立行政機構になってから大学も研究機関も「成果」が求められるようになっています。基礎的な時間のかかる研究よりも、すぐに目に見える研究、金になる研究が求められているのです。がんの分野でも同じです。ヒトゲノム計画を次につなげるためには、3000個のタンパク質の解析が必要だとされ、「アメリカに負けるな」「中国に負けるな」でいつも焦っている。そして「オーダーメイド医療」を実現するのだと。がんの研究はもっとじっくりと取り組まなければ「成果」は望めないと思います。

続きを読む "パソコンの引っ越し" »

2014年3月13日 (木)

下痢が…。

スマホから投稿です。
グルファストからセイブルに変えてからガスが出る、お腹がグルグル。2時間後には下痢。
セイブルの説明書には「腸閉塞に注意」とあるので、アヘンチンキを飲むのも躊躇われる。

月曜から今日まで出張で、帰宅後チェロを取り出して小一時間の練習。
ピチカートばかりに集中したので右手人差し指の皮が剥けそうで痛い。
これから先生のレッスンです。

2014年3月11日 (火)

3.11 黙祷

東日本大震災追悼式。天皇のお言葉は格調高く誠意にあふれていた。

この大震災の記憶を決して忘れることなく子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を築くことを目指して進んでいくことを期待しています。

遺族代表の言葉は、涙なしには聞けなかった。

  

安倍総理の話を聞きながら、復興が予定よりも大幅に遅れているにもかかわらず「復興を更に加速し」という言葉に、この国は終わったと思った。

「福島を忘れない」とは、364日は忘れていて、1日だけは思い出す、そういうことではなかろうか。そうであってはならないから、私は私にできることをする。

2014年3月10日 (月)

3年前の奇跡

東日本大震災から明日で3年になります。「福島は忘れられようとしているのではないか?」マスコミでもあまり取り上げられなくなりました。土曜日のETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から3年~」は良かったけど。人々の記憶が薄らいでいるようです。セシウム-137の半減期は30年ですが、"記憶の半減期"は3年ではないかと危惧しています。

福島の避難者がまだ14万人いるのですが、偶然の幸運が重ならなければ、あのとき首都圏の2000万人が避難生活をしていても不思議ではなかったのです。そのことをもう一度思い出しておこうと思います。

東京電力福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した同原発4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。4号機の燃料の冷却に役だった水の相当量は、東日本大震災発生4日前の3月7日に外部に抜き取られる予定だったものの、改修工事の不手際で工程が遅れ、その結果として燃料貯蔵プールのそばに大量に存在しており、意図せざる仕切り壁のずれでできた隙間を通ってプールに流れ込んでいた。原子力安全・保安院の幹部の一人は「何かを人為的にやってそうなったのではなく、たまたまだった」と話している。

2012030800001_1 日本全体、いや北半球全体がカタストロフィーを免れたのは偶然に偶然が重なった結果だったのです。2011年3月15日の午前6時過ぎに4号機の原子炉建屋が水素爆発を起こしました。定期点検中の4号機には、炉心には核燃料はなかったのですが、その上の貯蔵プールに1331体の使用済み核燃料が貯蔵されていたのです。

地震と津波によって全ての電源を失い、冷却機能を喪失した貯蔵プールの水は沸騰し、もうもうと水蒸気をあげている映像がテレビに流されたことを記憶しているでしょう。

自衛隊のヘリによる空中からの散水、東京消防庁のハイパーレスキュー隊による注水が行われました。しかし、決定的だったのは実は偶然のできごとだったのです。地震の4日前に終わっているはずの工事が手違いで遅れ、そのために原子炉ウェルとDSピットに大量の水が蓄えられていたのです。しかも、水が漏れないように仕切ってある仕切り壁に意図しないずれがあり、多分地震の揺れによってさらにずれて、これらの水が貯蔵プールに流れ込んでいったのです。米国は無人偵察機などからの情報によって早い段階から4号機の危険性を知っていました。日本が滅ぶかもしれないと予想していたのです。

水素爆発によって4号機の屋根が吹き飛んだことも幸いでした。上から注水できるようになったからです。

朝日新聞の2012年3月8日付及びそれに加筆した「震災4日前の水抜き予定が遅れて燃料救う 福島第一原発4号機燃料プール隣の原子炉ウェル」には、その間の事情が述べられています。

当初のスケジュールでは、取り出しを終えて、3月3日にDSピットと原子炉ウェルの間に仕切りを入れ、3月7日までに原子炉ウェルや圧力容器の水抜きを完了し、その後、ウェル経由で炉内に作業員が入り、5月ごろに新しいシュラウドの据え付けなどの作業を行うはずだった。

ところが、東電によると、シュラウド切断に使う工具を案内・制御するのに必要な「治具(じぐ)」の寸法が圧力容器のサイズに合わず、これを現場で改造しなければならなくなった。このため、3月11日の時点で、シュラウドの取り出しは終わっておらず、水抜きは3月下旬に17日ほどずれ込む見通しとなっていた。「工期が遅れたことによって原子炉ウェルに水が張られた状況だった」と東電は説明している。

いくつもの偶然の重なりと、現場の作業員たちの文字通り命がけの奮闘によってこの程度の(と言っては福島の被害者から叱られるだろうが)事故で済んだのです。奇跡的な幸運の結果だということを忘れてはならないでしょう。

しかし、安倍政権は「安全が確認された原発は再稼働をする」として早急な再稼働に突き進んでいます。原子力規制委員会の田中俊一委員長でさえも「新基準をクリアしたからといって、それは事故が起こらないということではない」と言っているのです。

電力不足が心配だから原発も一定程度は必要だという意見もあります。しかし今、電力は足りているのです。電気料金が上がるから・・・。いや、それは原発が止まっているからではなく、アベノミクスによる円安の影響の方が大きいのです。電気椅子に座らされて、今にもスイッチが押されるかもしれないときに、「椅子の座り心地が悪い」と言うようなものです。

再びあのような地震に襲われたら、同じ事故が起きることはまちがいありません。プラントに無数に走る配管が、M9の地震でどこも破断しなかったことはあり得ない。原発に限らずプラントの現場を知る人間なら自信を持って言えることです。

2000万人もの人間が避難できるはずがありません。そのときには真っ先に弱者が犠牲になるでしょう。弱者とは子ども、老人、病人です。人工透析をしている人、寝たきりの老人、障害者。がん患者も抗がん剤の投与が受けられなくなるでしょう。手術の予定も大幅に延期され、手遅れになるやもしれません。

何が大切なのか、経済成長ですか、お金ですか、命ですか。原発がなければ経済成長できませんか、いやそれよりも、経済成長は豊かに暮らすためになくてはならないものなのですか。

続きを読む "3年前の奇跡" »

2014年3月 9日 (日)

久留米大のがんワクチン、サガハイマット重粒子線治療が膵癌を対象に

昨日のTwitterでもつぶやいたのですが、久留米大学のがんペプチドワクチン事務局から次のようなお知らせがありました。

平成25年12月16日より、標準治療抵抗性の方のみを対象に参加者を募集いたしておりましたが、本日より標準治療抵抗性以外の参加者も募集いたします。

標準治療を試す前であっても受診できるようになるようです。

九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)の重粒子線治療が、膵臓がんにも適用になりました。

私も何人かの膵臓がん患者さんで重粒子線治療・陽子線治療を受けた方を知っていますが、皆さん亡くなっています。だからといって効果がなかったのかどうかは分かりません。ある方は手術が可能であったのに重粒子線の方を選んでしまい、後悔していました。身体に負担が少ないからと重粒子線を選んだのですが、結局転移してしまいました。

先進医療だといって飛びつくのは重々考えた方が良いと思います。放射線治療では、機械の性能や原理よりも、技師の経験と技量の方が重要です。治療成績をよく調べるべきでしょう。

放医研の重粒子医科学センター病院のサイトに膵癌の治療成績が載っているのですが、リンクがわかりにくいのでここにアップしておきます。「参考資料」をクリックしてPDFファイルを開くと、96ページから膵癌の治療成績が載っています。ただし、2011年7月と、3年も前のデータです。

<結果>2007年4月から2010年2月まで38人の患者が登録されたた。UICCによる臨床 病期はstage III 34例、stage IV 4例であった。早期有害事象として、投与量制限毒性(DLT) は38例中3例と非常に少ない出現率であった。他、晩期有害事象を含め重篤な副作用は見られていない。ゲムシタビンfull dose(1000mg/m2)での併用においても線量増加に伴う有害 事象の頻度増加はみられなかった。重粒子線治療による局所制御は線量増加に伴って向上し、45GyE以上照射された高線量群では、これまで局所再発は14例中1例のみであり、1年局所制御率86%と良好な成績であった。生存期間中央値18ヶ月、全生存率は1年66%、2年 34%であった。

<結論> 術前重粒子線治療は重篤な副作用なく安全に施行可能であり、術後局所再発のリスクを低 減する手段として有用であると思われた。今後さらに症例数を蓄積し、治療効果についてさ らなる検討が必要と思われる。 また、ゲムシタビン併用においてもゲムシタビンを減量することなくfull doseでの併用療法 が可能である。今後、さらなる線量増加あるいは、維持化学療法を行うことにより、長期生存、根治が期待できるものと考える。

2年生存率までしか載っていませんが、その後の成績はどうなのでしょうか。根治した患者はいるのでしょうか?

以上、私の個人的な感想でした(300万円も出せないし)。重粒子線がだめだと断定するものではありません。

続きを読む "久留米大のがんワクチン、サガハイマット重粒子線治療が膵癌を対象に" »

2014年3月 8日 (土)

がん患者とサクラ

DP1M-100-0957

昨年の身延山での一枚です。ここには枝垂れ桜の木がたくさんあります。


がん患者にとって「サクラ」は特別な意味を持っている。来年のサクラを観ることはかなうだろうか、絶対に来年のサクラを観るまで死ねない、完治してサクラの花びらが舞う中で家族で酒盛りをしたい。治ること、長く生きることの目標が「サクラを観ること」である。しかし、一斉に花開いて数日で潔く散ってしまうサクラに、いずれは最後の時を迎えるであろう、はかない己の命を重ね合わせているのかもしれない。

私の今年のサクラは、東伊豆の伊豆高原あたりにしてみようかと、先日宿を予約してしまった。今からでは開花時期は予測も難しいのだが、かといって直前では良い宿が取れない。見頃はせいぜい3日間か。3月29日にしたのだが、さて凶と出るか吉と出るか。

今回は愛犬の初お泊まりの旅にするので、娘と妻と愛犬に私、一匹と三人の桜の旅になる。息子は留守番だ。宿は「ペットと泊まれる宿、専用ドッグラン付」というのがあり、その割には高くなかったので予約した。

サクラもだが、伊豆で美味しい魚を食べることを楽しみにしている。

続きを読む "がん患者とサクラ" »

2014年3月 7日 (金)

がん難民から、がん在宅難民へ

4月1日から診療報酬が改定されます。私のような団塊の世代が75歳の後期高齢者となる2025年には、4人に1人が75歳以上となる「超高齢社会」がやってきます。いわゆる「2025年問題」です。医療、介護、福祉サービスをどのように維持していくのかが大きな課題ですが、政府は国民の負担と医療施設への締め付けで乗り切るつもりのようです。「社会保障のため」として導入された消費税増税分は、企業減税と国土強靱化という名のばらまきの公共投資のために使われようとしています。

診療報酬の改定によって、病床削減による患者追い出し、大病院の外来縮小など医療費の徹底削減をねらう内容です。看護配置の手厚い「7対1病棟」(患者7人に看護師1人)には退院患者の割合などを基準に加えて締め付け、2年間で36万床のうち9万床を減らす方針です。

「超高齢社会」は「超多死社会」でもあります。それに対応するために、在宅医療を核とする 地域包括ケアシステムが提唱されています。サービス付き高齢者向け住宅や老人ホームやグループホームなど報酬を4分の1にして、金のかからない「在宅」での看取りを押し進めようというのです。病院からも老人ホーム・グループホームからも追い出して、何が何でも「在宅」で死ねという方針ですか。

我が家の近くでも、サービス付き高齢者向け住宅が建設中ですが、経営が成り立つのでしょうか。長尾先生のブログでも、

この春からサービス付き高齢者向け住宅や老人ホームやグループホームなどをオープンするお医者さんを何人か知っているが、みなさん泣いている。「もう医者を止めようかな」、と悲壮な顔でつぶやいた在宅医もいた。

と書かれています。(他の問題点も詳細に論じられています。)

主治医機能の評価のため地域包括診療料が新たに設けられたが、私のように、糖尿病管理とリパクレオン・アヘンチンキの投薬病院が別の場合、どちらを主治医にすべきか、医者から「当院を」と言われたときに困ることになります。主治医となる医療機関を一つに限定するため、受診する権利が侵されることになる。もっとも院内処方か24時間対応できる院外薬局を使えることが要件だと言うから、現実的にはどれほどが対象になるのか疑問ですが。

がん患者は、病院でも看取ってくれない、ホスピスも足りないし、在宅医は数こそ増えているが、悪質な医者もいる。もちろんまだ圧倒的に足りない。がんの最後は確かに「在宅」が理想ですが、家族の一定の介助や緊急時にも往診してくれる在宅医がいればこそ実現できるものでしょう。このままでは「がん在宅難民」がたくさん生まれるに違いありません。

われわれ団塊の世代は「ゆりかごから墓場まで」競争です。運命と言えばそれまでだが、小学校からして1クラスが50人以上だったし、大学進学も激しい競争率だった。これからさき、病院では死なせてもらえず、在宅死を選びたくても”運が良ければ”となる。多分、死んだときにも「斎場は抽選です」ということになりはしないだろうか。おちおち死んでもいられない。

年金問題も同じだが、高齢化社会がやってくることは半世紀も前から分かっていたことです。政府・厚生労働省の政策の失敗といわざるを得ません。

続きを読む "がん難民から、がん在宅難民へ" »

2014年3月 6日 (木)

糖尿病薬、いろいろ試しています。

アマリールからグリニド系のグルファストに変えてから一ヶ月になります。グリニド系薬は、SU薬と同様に膵臓のランゲルハンス島β細胞のSU受容体に作用し、インスリン分泌を促進させる効果があります。食後は吸収が悪くなるので食直前に内服すると5-15分で薬効を来たし数時間で作用消失します。この早く効いて、早く効果がなくなるという点がSU薬と大きく異なるところです。従って低血糖を起こしにくいという傾向があります。

アマリールを服用していたときには、ときどき低血糖を起こしていたのですが、グルファストに変えてからは一度もありません。アマリールは朝0.5mgを1錠飲んでいたので、その日の食事からどの程度糖質を摂ることになるのかに関わらずβ細胞をむち打っていたわけです。グルファストなら「ご飯を食べるぞ」というときの直前に服用すればその効果が2~3時間持続し、食後の高血糖を抑えることができるはずです。

Kettou2

目標は食後の血糖値を180mg/dL以下に抑えることです。しかし300mg/dLを越えたときがあり、180以下は2回しかありませんでした。糖質を多く摂ったときを狙って測定しているので高めになるのはしかたないのですが、丼物を摂ったときには240以上になっています。ご飯をお茶碗に半分に抑えればそこそこ良い数値が出てくるようです。

しかし、グリニド系はSU剤と作用機序は似ています。ランゲルハンス島β細胞にむち打つことには変わりがないのです。長期に使い続けることは避けたい。

で、今週からはまた薬を変えました。αGI系のセイブルを試してみることを先生に提案して受け入れて貰いました。

ミグリトール(商品名:セイブル) ミグリトールは、ほとんど吸収されないアカルボースやボグリボースと違って、小腸上部から吸収されますから、高用量を投与しても、小腸下部での副作用症状を起こりにくいのが特徴です。十分量を投与することで食後1時間の血糖上昇を強力に抑えることができますから、HbA1cを下げる効果は、α-GIの中でも最も強いとされています。また、消化管由来のインスリン分泌刺激因子「インクレチン」のうち、食欲抑制効果のある「GLP-1」の分泌を促進する作用があるため、体重増加を起こしにくいとも言われてます。

本来ならばスーパー糖質制限食にした方が、私の膵臓(膵頭部しか残っていないが)には優しいのです。その次はインスリンを使うこと。人体で生産されるホルモンを投与するのが体には良いのです。しかし、インスリンを使うのは、食前に血糖値を測って投与量を決めなければならないなど、使い方が煩雑です。多すぎると、インスリンには細胞増殖作用があるので、がん細胞も増殖させることになります。

お昼は外食も多いので、スーパー糖質制限食を完全に守ることは難しいのです。で、次善の策として、食前に数時間だけ効果のあるαGI系、グリニド系を試しているわけです。一ヶ月ほど試してから、今後の対応を決めるつもりです。膵臓摘出後の糖尿病薬はどれが良いのか、そのような都合のよいエビデンスはないので、自分の体で試すしかありません。

先生曰く、「あなたの膵臓は不思議だよなぁ。何でこんなにコントロールできているのだろう」。まあね、正常人ほどではないが、膵臓を摘出した患者としてはうまくコントロールできている方でしょう。「アンダー・コントロール」はこういうときに使うべきですね。安倍晋三さん。

百歳まで生きてがんで死ぬ、ことを理想としている私ですから、糖尿病の合併症で死ぬわけにはいかないのです。

 

続きを読む "糖尿病薬、いろいろ試しています。" »

2014年3月 5日 (水)

DHA&EPA、 ω3脂肪酸サプリメントはどれが良い

テレビの旅番組を見ていたら、サントリーのDHA&EPAのコマーシャルをやっていました。250粒-60日分で9,500円だとか。高~い。もっと安く購入できますよ、ということで比較サイトもあり、小林製薬のDHA&EPAEXが紹介されています。でも、30日分で2,624円(初回は半額)だから60日分では5,248円。

私が毎日服用しているのは大塚製薬が輸入しているもので原産国はアメリカ。90日分で1,109円!

比較してみましょう。

Imageyositakapc006 大塚と小林では含有量はほぼ同じです。サントリーはDHAは多いがEPAは少ない。しかも価格が10倍ほどです。

アマゾンで購入できる「ネイチャーメイド」大塚製薬のものが一番コストパフォーマンスが高いですね。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」2010年版では、18歳以上の成人では、DHA及びEPAを1日に1g(1000mg)以上摂取することが望ましい、とされています。具体的にはこの基準の中の「脂質」の「2-2-5. EPA 及び DHA の目標量」として書かれています。ただ、これらは科学的根拠のあるものではなく、日本人の摂取量から策定した「目標値」であるとされています。

n-3系脂肪酸は、血中中性脂肪値の低下、不整脈の発生防止、血管内皮細胞の機能改善、血栓生成防止作用等いろいろな生理作用を介して生活習慣病の予防効果を示す。
このため、目標量(下限)を設定した。

冠動脈疾患だけでなく、脳梗塞、加齢黄斑変性症に対しても予防効果(とくにEPA、DHA)を示す可能性が高い。アレルギー性鼻炎や骨密度、高齢者における認知に関してもよい効果があるかもしれない。がんについての効果は明らかでない。
日本人では、EPA 及び DHA 量を 0. 9g/日摂取している群で有意に、非致死性の心筋梗塞罹患の減少が認められている。これに丸め処理を行い、18 歳以上では、1g/日以上の EPA 及び DHA摂取量(魚で約 90 g/日以上)が望まれる。

オメガ3、ω3、n-3脂肪酸とさまざまな表記がありますが、同じものです)

  • オメガ3脂肪酸を850mg/日以上摂取すると、膵臓がんになる割合が0.47倍に半減する

という報告もあります(こちら)。

シュレベールの『がんに効く生活』では次のように紹介されています。

20140305

続きを読む "DHA&EPA、 ω3脂肪酸サプリメントはどれが良い" »

2014年3月 1日 (土)

14/2月ツイートのまとめ

安西英雄 @deoanzai  
■腸内細菌:腸内細菌叢が食事の影響で変化するには5日で十分。肉食を続けると胆汁耐性の菌が増え、これらは炎症を誘導する。 http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7484/abs/nature12820.html?lang=en

キノシタ @Oncle1316 
糖質制限食は再発予防にもなる。がんばって継続中 RT @deoanzai ■糖質:大腸がん患者がグリセミックロードの高い食事をしていると再発や生存率が有意に悪くなる。炭水化物が多いときも同じ。肥満者ではさらにそれが顕著に。 http://jnci.oxfordjournals.org/content/104/22/1702.long

安西英雄 @deoanzai  
■糖、炭水化物とがん:糖の摂取が多いと肝がんのリスクが高まる。デンプンと食物繊維の摂取が多いと逆に低くなる。食物繊維が多いと肝内胆管がんのリスクが低くなる。 http://annonc.oxfordjournals.org/content/24/2/543.abstract 

上 昌広 @KamiMasahiro  
昨日、国立がん研究センターが全診療科長を一旦解任し、再公募していることを、ツイットしました。http://www.ncc.go.jp/jp/information2/ncch21.html 今朝、何人かの記者さんたちから電話がありました。「選択」などの記事を紹介しておきました。なんで、こんなせこいことをやるんでしょうね。 

キノシタ @Oncle1316 
オンコセラピー業績予想下方修正。C01の膵臓がん第3相試験中止が影響。がん幹細胞に特異的なOTS167は安全性段階は終了し、重篤な副作用はない。OTS167は動物実験で乳がん、肺がん、前立腺がん、膵臓がんなどに対し、 強力な抗腫瘍効果を確認しており、今後適用拡大を図る。 

安西英雄 @deoanzai  
■糖代謝とがん:がんの入院患者は糖代謝異常があるとその後の経過が良くない(感染が多い、死亡率が高い、入院が長い、副作用が多い、延命率が低い)。メタ解析データ  http://ons.metapress.com/content/kj8w14016w74mh1g/?genre=article&id=doi%3A10.1188%2F12.ONF.458-465 

安西英雄 @deoanzai  
■運動と乳がん:乳がん患者は散歩よりランニングしたほうが(それもたくさん走ったほうが)乳がんによる死亡リスクは著しく低くなる。 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.28740/abstract 

上 昌広 @KamiMasahiro  
裏金まみれの「国立がん研究センター」 三万人のための総合情報誌『選択』 http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-3230.php @sentaku_jpさんから 

勝俣範之 @Katsumata_Nori  
「臨床現場の状況・環境」の視点からEBMを再考する」こちらは大野先生のエッセイです。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/canceruptodate/topics/201401/534713.html 

安西英雄 @deoanzai 
■血中ビタミンD値の低い線維筋痛症患者にビタミンDサプリまたはプラセボを投与した。ビタミンD群は痛みが有意に軽減した。 http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0304395913005411 

続きを読む "14/2月ツイートのまとめ" »

げんき親父さん

げんき親父さんは、私と同じ65歳。膵頭十二指腸切除術をされています。
亡くなる前日までブログを書かれていて、感謝の「言霊お守り」を介護の職員さんたちにお渡しされていました。

お名前通りに、がんがあっても元気に過ごされていたのは、抗がん剤も放射線治療もされなかったためかもしれません。

死を覚悟されながらも前向きに生きておられました。治療をしない、簡単に実行できるものではありません。がんの最期をどのように生きるのか、自分なりの明確な意志があってこそ可能な生き方なのでしょう。抗がん剤をやっていればもっと長く生きられたかもしれません。しかし、それは誰にも分からない。ただ、治療をしていれば最後までQOLの高い生活をすることができたかどうか、疑問です。

近藤理論を肯定するわけではないですが、治らないがんと分かった時点で、自分の条件を考えた上で治療を拒否することは、患者の権利としてひとつの選択肢にはちがいありません。

ご冥福をお祈りいたします。

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

がんの本-リンク

  • がん患者が選んだがんの本

サイト内検索

膵臓がんブログ・ランキング

膵臓癌 お勧めサイト

アマゾン:商品検索

がんの本「わたしの一押し」

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想