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2015年2月23日 (月)

腸内フローラ

日曜日のNHKスペシャル「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」は、CGはすばらしかった。がんをはじめ、多くの病気と腸内細菌叢が関係しているという内容。ま、特に目新しい話題ではないが、がん研有明病院の原英二医師が発見したアリアケ菌という悪玉菌が、肥満と発がんに関与しているという話は興味深かった。肥満とがんの因果関係は、統計的には 以前から指摘はされているのだが、これが生物学的に証明された(まだ仮説だろうが)。

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多くは試験管レベル、マウスレベルの実験であり、すぐにはがん患者に恩恵を与えることは無理。ちょっと期待を持たせすぎる番組内容ではなかったのか。

以前の記事では次のように紹介している。

がんの補完代替医療ガイドブック」で、近年、ヒト臨床試験において効果が立証されつつあるものとしてプロバイオティクスが紹介されています。プロバイオティクスとは、

人間の腸内には多種多様な数多くの細菌が住み着いています。そして、食べ物の消化 吸収を助けたり病気を引き起こす菌が増えるのを防いだりして健康に良い働きをする善玉菌と、食べたものを腐らせたり(腸内腐敗)発がん関連物質を生みだし たりして健康に有害な働きをする悪玉菌が絶えず勢力争いを行っていて、このバランスが人間の健康状態を左右していることが最近の研究で分かってきました。 つまり、健康な生活を営むためには、腸内の細菌バランスがよく保たれているという事が重要ということになります。

そこで登場したのがプロバイオ ティクスという考え方です。プロバイオティクスとは、「腸内フローラ(腸管内に生息している微生物群)のバランスを改善することにより、宿主(人間など) に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義されています。つまり、体内の善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを保ち、病気になりにくい体を作る予防医学 の考え方です。
こう聞いて何か新しい未知の微生物のことを想像した方もいるかもしれませんが、ヨーグルト、味噌、醤油、ぬか漬け、キムチ、チーズなどの発酵食品に含まれている乳酸菌などがプロバイオティクスの代表的な菌になります。

プロバイオティクスは、ヒト臨床試験によってその効果が直接証明されつつある数少ない食品であると思われます。

「がんの補完代替医療ガイドブック」より

腸内細菌叢(フローラ)を育てるためには、細菌の餌である食物繊維を摂らなければならない。食物繊維のたくさん含まれた野菜を摂ることが、がんの予防と、たぶん治療にも効果がある。これは確かなことであり、ヤクルトを飲めば良いという単純な話ではないと思う。

『腸内革命―腸は、第二の脳である』の藤田紘一郎氏が勢いづきそうだな。

【関連情報】

再放送:2015年2月26日(木) 午前0:40~1:29 (25日深夜)


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