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2015年7月

2015年7月31日 (金)

検察審査会、東電元幹部を再び起訴相当と

今日31日20時が満月ですね。「ブルームーン」だそうです。ひと月に満月が2回あることをいいます。だけど「ブルー」ではなく赤かった。
東京の赤い月は、東の空、ビルよりも少しだけ高い位置に昇っていました。

見ることができると幸福が訪れるという言い伝えもあるそうです。あなたに幸福が訪れますように。

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今日は青梅までドライブ。車の「外気温」表示は最高で38度を示していました。暑かった。


東京第5検察審査会は、東京電力の元会長ら旧経営陣3人について、「大きな地震や津波の可能性があったのに目をつぶって何ら効果的な対策を講じようとしなかった」などとして2回目の審査でも「起訴すべきだ」と議決しました。

  • 元会長ら3人は原発の安全対策に関わるものとして津波による事故が『万が一にも』『まれではあるが』発生した場合にも備えなければならない責務がある。
  • 平成20年に東京電力が15.7メートルの高さの津波をみずから試算していたことは絶対に無視することはできず、災害が発生する危険を具体的に予測できたはずだ。
  • 大きな地震や津波の可能性が一定程度あったのに、目をつぶって無視していたのに等しい状況だった。適切な対策を取っていれば、今回のような重大で過酷な事故の発生を十分に避けることが可能だった。
  • 適切な津波対策を検討している間だけでも、運転停止を含めたあらゆる措置を講じるべきだった。
  • 安全対策よりも経済合理性を優先させ何ら効果的な対策を講じようとはしなかった。

と結論づけています。

さらに、

東電の運転停止は困難との主張については、「ひとたび重大事故が起きると、放射性物質の大量排出により、人類の種の保存にも悪影響を及ぼしかねないという事柄の重大さを忘れた誤った考えだ」と非難した。

これらは、昨年5月の大飯原発発再稼働差し止め仮処分で福井地裁が出した決定で述べられていた、

この理論上の数値計算の正当性、正確性について論じるより、現に、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来しているという事実を重視すべきは当然である。

この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たな い地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざるを得ない。

たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。

とも通じるものだと思います。

こんなに頻繁に地震が起きて、火山が噴火しているのに川内原発を再稼働させるわけ?

2015年7月29日 (水)

オメガ3脂肪酸と膵癌

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面白いニュースですね。「オメガ3脂肪酸はすい臓がん患者の治療とQOLを向上させる

オメガ3脂肪酸を、ゲムシタビンと一緒に静注したら生存期間もQOLも上がったという研究です。(もとの論文はこちら

オメガ-3系脂肪酸の静注をゲムシタビンに組み合わせることにより、すい臓がん患者の薬物に対する反応性が増し、QOLも改善されることがわかったことから、ランダム化第III相臨床試験をする価値があるだろう、と研究チームは結論づけた。

ランダム化比較試験を待つまでもなく、オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)の効果はたくさん報告されていますし、膵癌患者に「プロシュア」(EPA配合栄養機能食品)を処方する病院もあるのですから、積極的に摂った方が良いと思います。なるべくなら食物から。サバ、アジ、イワシ、サンマといった青魚系の魚から撮るのが理想ですが、今はイワシですら高級魚ですからね。悩みどころです。

くるみ・アマニ油、しそ油、大豆などにはα-リノレン酸が多く含まれているので、こうした食物を摂るのも効果的です。

「ヒトを含めた多くの動物は体内でα-リノレン酸を原料としてEPAやDHAを生産することができるが、α-リノレン酸からEPAやDHAに変換される割合は10-15%程度である」と言われています。

私は毎朝、豆乳とサラダ、糖質オフのブランパン、ハムエッグを食べた後に、オメガ3のサプリを1錠(フィッシュオイル1,200mg(内)EPA:180mg&DHA:120mg)摂っています。豆乳(大豆)とサプリの両方からオメガ3脂肪酸を補充していることになります。

一方、こちらはナノナイフで膵癌腫瘍を縮小させて手術に持ち込もうという例。
国内初、ナノナイフで膵がん治療実施-東京医科大病院、治療後に縮小効果

東京医科大病院(新宿区、1015床)は、国内で初めてナノナイフによる膵がん治療を実施したと発表した。患者はステージ4Aの局所進行膵がんで、膵臓の周囲にある血管にがんが浸潤し、切除手術ができない状態だったことから、切除手術を可能にするため、ナノナイフ治療が用いられた。

どんどん新しい治療法が開発されることを期待しています。

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2015年7月28日 (火)

青い池・美瑛の丘

宿を9時20分に出て「青い池」へ向かう。3時間のドライブだ。あいにく午後からは雨になりそうな天気で、青い池が青くなっているのか心配。

この池には10数年前に一度撮影に来ている。当時は写真愛好家以外には知られていなくて、池の周囲には誰もいなかった。マックの壁紙に使われてから一躍人気観光スポットになった。大きな駐車場が整備されて、中国人を乗せた観光バスがたくさん止まっていた。

「青い池・美瑛の丘」アルバム

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ぽつりぽつりと雨が降り出し、傘を差しての撮影。三脚を立ててしっかりとピントを合わせる。カメラは3台のMerrillをとっかえひっかえ2秒タイマーでぶれないように撮影した。

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ファーム富田に着くころには本降りになってきた。カメラは防水対応のキヤノンG3 Xのみにして撮影。Merrillで撮りたかったがしかたがない。

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「四季彩の丘」に着くころにはいったん雨が上がってくれた。 ラッキー。

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満足度100%の旅行でした。

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2015年7月27日 (月)

小樽の宿

今回の北海道旅行、宿は結構贅沢しました。飛行機代は娘持ち。JALのマイルが期限切れになりそうというので、それを使っての旅行です。で、宿は贅沢しようかと選んだのが、朝里川温泉にある、小樽旅亭「蔵群」。オーナーが「居心地の良い宿」をめざしたというだけあって、贅を尽くしているが、それが嫌みではない落ち着いた雰囲気を醸しています。

N/ 藏群は高級和風を目指したのでしょうか?
主/ あ、それはちょっと違います。
高級そうな素材を使い、どうだと言わんばかりの広い部屋ではかえって疲れる。人間には丁度いい空間というモノがあります。そこで過ごす心地いい時間、それを提供したかった。
でもそれはどの教科書にも載っていない。人それぞれ価値観は違うんだから答えがあるはずがない。でも日本には名旅館と言われる宿があり、中には数百年の歴史ある宿もある。そんな宿も含め泊まり歩いて確信したのは「贅沢は飽きる、心地よさは飽きない」ことでした。
その体験からしっかり刻んだのは心地よさの感覚です。こればかりは数字にも言葉にもできない。だからこそ藏群だけのお客様を引きつける価値が創れたと思います。

「世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー ホテルアワード2015」において、トラベラーズチョイス ベスト小規模ホテル賞を受賞しました!」らしい。

蔵をイメージした外観は黒で統一されシンプルです。

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チェックインすると、喫茶室に案内されお抹茶が出てきました。

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有名な?彫刻家などの作品がさりげなく置かれています。

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まだアジサイが咲いていた。北海道は今がアジサイの時期なんですかね。

部屋は川に面した和洋室。部屋にはテレビを置いてなくて、希望すれば出してくれます。こうでなくては。旅行に来てまでくだらないテレビを見る必要はない。のんびりと何もしない時間を過ごすのが一番の贅沢です。調度品もさりげなく良いものを使っています。テーブルも削り出したままの一枚板。いまどき一枚板のテーブルは貴重です。

部屋のアメニティはBULGARI。大浴場に置いてある香水もイタリア製のアッカカッパでした。BULGARIは3人分小分けにしてあって、持ち帰り自由。しかし「お父さんには値打ちが分からんから要らんでしょ」と、私の分は妻に取られた。

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楽天のポイントが3万円ほどあったので、それを使って最高級の部屋を選びました。う~ん、それでも一人28,000円。
しかし、この宿の特徴が「ドリンクフリー」

食事のときのアルコールも部屋の冷蔵庫のビールなども、バーで飲むカクテルも、喫茶室でいただくコーヒーも、すべて宿泊費に含まれています。冷蔵庫の飲み物がなくなると、注文すれば運んでくれます。飲んべえには嬉しい宿です。

私はまず、竹鶴の12年、地元の焼酎で、男爵芋の焼酎「ピリカ伝説」、ミルクホエーの焼酎「ミルク酒」を。ミルク酒というから白いのかと思ったが、まったく普通の焼酎と変わりません。

料理も旨かった。酒も旨かった。数千冊を治めた図書室のような部屋もあった。古き良き時代のレコードをかけてのんびりできるオーディオルームまである。もちろんレコード針をそっと降ろしてターンテーブルを回すというタイプ。しびれます。

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ホアグラを牛肉で包んであった。

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バーは、夜になるとほぼ満席、娘は2時間もいてカクテルを4杯飲んだ。「もとを取ってきたよ」と貧乏くさい自慢をする。

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温泉はもちろん源泉掛け流し。広々とした内湯と露天風呂。美味しい料理目当ての女性客が多いとのことで、男湯は数人にしかあわなかった。湯上がりにアッカカッパのフレグランスをつけてはみたけど・・・。私には値打ちが分かりません。

今回の北海道旅行で使った金は3人で11万円也。また来たい宿だけど、まぁ無理か。

翌日は早めに宿を出て、美瑛へ。まずは「青い池」をめざします。

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小樽運河

北海道旅行に行ってきました。初日は小樽。定番の小樽運河。

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あいにくの曇り時々雨の予報でした。気温は25度、都心よりはだいぶ涼しい。

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かもめも慣れたもので、近づいてもまったく人見知りしません。

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ちょうど小樽の「潮祭り」が開催されていて、すごい人出でした。周囲からは中国語・ハングルばかりが聞こえてくる。

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小樽に来たからには、昼食は海鮮丼でしょ。銀座、新宿にも支店がある「おたる政ずし ぜん庵」で、贅沢に海鮮丼の二段重ね。

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満腹の後は、のんびりと散策。小林多喜二が勤めていた旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物は、現在「ヴィブラントオタル」ホテルとして営業中。

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ちょうど「第5回 小樽アートプロジェクト 2015」のイベントが開催中で、館内を見学できました。

ロビー一杯に作品が展示されています。作品タイトルは「自由としての文机の杜」。コンセプトにはこう書かれています。

小樽は歴史上多くの芸術家・思想家に愛され、彼らの作品の舞台にもなってきました。文学者らは表現の自由と社会の透明性を夢見て格闘していました。小樽アートプロジェクト2015は、この「表現の街」における先人へのオマージュ(敬意)を作品として設えます。旧拓殖銀行小樽支店はプロレタリア文学の代表的作家・小林多喜二が勤めていたことでも知られています。作品は、中央ロビーをかつての「思い」と現代の「時間」をつなぐインスタレーション空間とする試みであり、建物の持つ物語と歴史を振り替えるためのメディウム(媒体)でもあります。

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つづいて、旧磯野倉庫を利用した「海猫屋」。持ち主だった磯野進氏は小林多喜二の小説「不在地主」のモデルである。いまでは横浜の赤レンガなどたくさんある、古い倉庫を新しい装いで利用する走りであった。

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旭川個人タクシー「旅人の心をわかる会」の「北海道の歴史雑学富良野・磯野農場小作人争議 」から紹介する。(このサイト、すてきな案内がたくさんです)

多喜二の小説「不在地主」のモデルとなった昭和2年の「磯野農場小作人争議」は、労働運動のなかでも、農業者と労働者が協力し成功裡に勝利した歴史的な事件を描いた作品である。

北海道では、1897年(明治30年)頃から開拓資金を得るために国有地の払い下げを始めた事により、華族や大金持ちに何百町歩、何千町歩の広さの土地がタダ同然の価格で払い下げられた。これにより地主が東京や札幌、小樽などに住む不在地主が多くなった。

本州で食えなくなった農民に対して国の政策により移住農民を募った。しかし移住農民には優良地は与えられなくて、釧路、根室などの泥炭地が与えられたことから開墾補助費は1年でなくなり、低利資金を借りるが土地を畑に変えるには5、6年かかることから借金が増え、不在地主の小作人になった開拓農民もいた。国の募集を聞き何年か後には土地が持てる資金が貯まると信じて不在地主の小作に入った農民もいた。

磯野農場は空知郡下富良野村にあった。約250町歩の土地を有する北海道でも中位の農場、小作人は、約48戸約家族合わせて200人とも言われています。農場は、富良野でも低い場所であった為に排水が悪く雨が続くと耕地が泥沼になる為に収穫も他の農場の半分で小作料も5~6割で富良野では一番高かった。争議の起こりは、1926年(大正15年)の十数年来の冷害大凶作になった事から1926年に小作人達の小作料の値下げと凶作による減免を要求したが磯野は要求を拒否し、逆に、畑作から水田による稲作になった事から水田小作料に切り替えると通告した。
1927年(昭和2年)に小作人に対し磯野は、土地返還と家財差押えの訴訟を旭川区裁判所に起こした。

交渉が難航する中、農業組合、労働組合が応援し、港湾労働者は磯野の商品の陸揚げを拒否してストライキを起こした。官憲の圧力により、検挙者も出しながら、演説会、市民などのビラの配布により、小樽市民の関心を集め、市民も醵金するなどの一大運動となった。さらに小作農家の主婦たちも、直接磯野の妻に訴えようと、小樽に来て注目を浴びた。

結局、磯野は交渉に応じ、訴えていた土地の明け渡し、差し押さえを取り下げ、小作人の要求を全面的に受け入れて決着した。磯野は管理人を替え、農場に足を運ぶようになりその後は争議はなくなったという。

農場は磯野進の二男が受け継ぎ、彼は小作人に10年間働いたら、農地を開放すると約束し、農地(泥炭地だった)に客土、排水を施し、約束通り、昭和16年~17年に農地を開放した。戦前に農地を開放したのは、作家の有島武郎の有島農場とこの磯野農場くらいなのだそうである。

話はクルリンパと変わるが、「お父さん預かります」ってなんだろう?

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2015年7月23日 (木)

甲状腺がんの超音波検査結果

甲状腺がんの疑いがあるといわれて、今日は超音波検査の結果を伺いにがん研に行ってきました。まだこの時点では、私の手術をしていただいた肝胆膵外科部長のS先生です。

検査目的:膵がん術後の経過観察によるCTで甲状腺に低濃度腫瘤を認めた。
所見:左葉下部に17×14×12mm大の嚢胞(のうほう)性結節を認める。内部エコーを認め、一部血流が観察される。CTで指摘されていた病変と思われる。左葉上部に点状高エコーを伴う6×5×4mm大の不整形低エコー結節を認める。内部および辺縁に血流信号が観察される。その他、両側葉に楕円形の結節が多発している。

頸部リンパ節に明らかな腫大を認めない。

診断:腺腫様甲状腺腫(左葉上部の微小結節については、乳頭癌も否定できない)

という結果でした。

甲状腺がんでは非常に有名な伊藤病院のサイトには、「腺種様甲状腺腫」について次のように書かれています。

甲状腺の腫瘍は、良性と悪性、さらに腫瘍とよく似た「過形成」という状態がありに分類されます。過形成は正常組織と同じように細胞が増殖したもので、良性です。

腺腫と似た変化を起こすもの(過形成): 腺腫様甲状腺腫
    典型的な腺腫様甲状腺腫では、左右の甲状腺に大小さまざまな大きさのしこりがいくつかできます。このしこりがたくさんできると、外見上はくび全体が大きくはれたように見えます。
    腺腫に比べると大きなものが多く、なかには鎖骨より下の胸の方まで入り込むもの(縦隔内甲状腺腫)もあります。
    この病気は本来良性ですが、時には一部にがんが含まれていることがあります。したがって、きちんと鑑別診断を受けることが大切です。また日本では少ないですが、長い間放置すると甲状腺機能が亢進することもあります。

S先生:まぁ、ほとんど心配ないですね。

私:ええ、ぜんぜん心配していません。仮に乳頭がんであったとしても10年生存率は98%ですから、すい臓がんに比べたら風邪をひいたようなものでしょう。

先生:たまに15年ほどして悪性になることもあるようです。私も以前は甲状腺がんの手術をしていましたが、最近は遠のいているので、よく分からないこともある。念のために頭頸科の先生を紹介しましょうか。その上で細胞診をするかどうか判断してもらえば良いでしょう。

私:15年後なんて、天寿を全うしていますよ。過剰診断の可能性も否定できないですよね。でも、見つかった以上最後までキッチリと確認しておきます。

先生:心配しすぎないように念押ししておこうと思ったけど、キノシタさんはよく勉強しているからその必要もなさそうですね。

ということで、来月にがん研で「院内セカンドオピニオン」となりました。膵癌とは違い、対応もスローです。

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2015年7月22日 (水)

今日の一冊(9)『がんを生きよう』

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この本は"絶対"のお勧めです。

久留米大学がんワクチンセンター長の伊東恭悟先生が、最近上梓された『がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役です』。

まえがき「はじめに」にはこう書かれています。

私たちは、身体の中に7千億個もあるT細胞(免疫担当細胞の中心となるリンパ球)のおかげで感染やがんから免れています。しかし老化などでT細胞機能が低下し、がん制御ができなくなると発がんします。T細胞機能を維持するには普通の日常生活(快眠・快便・適度な食事・適度な運動)を過ごすことが必要です。普通の日常生活を維持することができれば、受けておられるがん治療(抗がん剤や放射線治療など)の効果が向上します。

進行がんの患者さんの多くが普通の生活をおくれないのは、がんによる仕掛けとがん治療の副作用による二つの”壁”があるためです。この二つの壁を乗り越えて、T細胞が元気になる生活をすることが「がんを生きる」ための確実な方法です。

第1章は「T細胞によるがん制御の仕組み」、第2章は「T細胞によるがん治療法の開発」で、伊東先生の研究生活をふりかえりながら、T細胞との出会い、免疫系におけるT細胞の役割をわかりやすく解説しています。最近話題の免疫チェックポイント阻害剤の開発にも触れて、T細胞ががんとの闘いの主役となる時代を展望しています。

しかし、これらの章では専門用語も出てくるので少々取っつきにくいかもしれません。そういう方でも第3章と第4章は治療の参考になるでしょう。

第3章「あなたができるT細胞機能の復活Ⅰ──共通の道」では次のようなことが書かれています。

がんの原因を除く

  • 身体の中ではT細胞のみが「自己と非自己を識別して非自己のみを排除する」能力を持っている
  • がんは複数の遺伝子が傷ついた非自己細胞である
  • T細胞はB細胞に指示をしてがんを排除する抗体を作らせ、インターロイキン2を提供してNK細胞を活性化させる
  • T細胞とNK細胞は、がんを排除する二つのリンパ球である
  • T細胞によるがんの制御が機能していれば、再発することはない
  • がんの原因を取り除くことが、再発防止になり、がんの進行防止になる
  • がんの原因は、食べ物:35%、たばこ:30%、ウイルス:10%、お酒など:3%などとなっている
  • 禁煙し、食べ物や生活様式をあらためることが必要

がんと食べ物

  • 食事でがんが治ることはありません」しかし、適切な食事によってがん周囲の炎症が改善されるので、T細胞機能が復活してがんの増殖が抑えられる可能性が高くなる
  • がんを抑える食品
    緑茶・キャベツ・生姜・ブロッコリー・ニンニク・大豆・ラズベリー・ブルーベリー・ブラックチョコレート・ターメリック
  • がんを育てる食品
    精製糖・精白小麦粉・精白米など糖質の多い食品
  • 野菜ジュースの大量摂取は体が冷えて血流が悪くなって体調不良の原因になり、T細胞の機能を阻害する
  • 厳格すぎる食事療法はかえってがんの再発の原因となることがある
  • がんは炎症反応を利用して増殖するのだから、
  • 慢性炎症を引き起こさない食事が、がんの進行を遅らせる
    • 糖分の過剰摂取を控え、精製食品とトランス脂肪酸を控え、運動と禁煙をする
    • 精製食品を少なくし、運動をしてストレスを少なくすると核内因子カッパBという炎症遺伝子のスイッチを切ることができる
    • 炎症を減らすハーブなど:緑茶・生姜・ターメリック・乳酸菌食品

痛みを制御する

痛みを制御しないと普通の日常生活(快眠・快便・適度な食事・適度な運動)ができなくなり、T細胞によるがんの制御ができなくなる。痛みの制御が第一優先課題。

睡眠について

睡眠と免疫には深い関係がある。免疫細胞は一日に800億個が死滅して、新しく再生される。そのためには、ほどほどに食べて夜8時間は電気を消してヨコになることで、T細胞やB細胞が増える。

運動について

運動はがん対策としては最も大切なこと。目安は「1日に1万歩」

余分な脂肪はがん細胞の栄養貯蔵庫であり、運動することで余分な脂肪を減らすことができる。適度は運動はホルモンバランスと整え、女性ホルモンや男性ホルモンの過剰分泌を抑えます。運動は大腸の働きを活発にして、排便を促進します。その結果がんの周囲の炎症を沈静化させる作用がある。また、運動はNK細胞の活性化を促進します。

以上見てみたように、現役のがん患者にとって有益な情報が満載です。この本でも紹介されているシュレベールの『がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」』とあわせて読むことをお勧めします。

がんによる免疫の抑制と、(抗がん剤・放射線の)治療の副作用による免疫の抑制の対策をして、T細胞の機能を復活させること。そして普通の日常生活(快眠・快便・適度な食事・適度な運動)を過ごすことががんの増殖を抑えて再発・転移を防止します。

私としては「心の平安」を付け加えればより万全だと思います。

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2015年7月20日 (月)

オフ会とライブ

Purple_Hazeさんのライブと膵癌のオフ会。35度の猛暑です。3時間ほど前に吉祥寺駅に行き、井の頭公園でカメラを担いで散策をしました。いつものパターンです。ともかく「歩け!歩け!」ですね。歩くことが一番の免疫アップです。

井の頭公園にはかれこれ40年前に行ったきりでした。吉祥寺駅から公園口までの道の両側には、小綺麗な店や飲食店がぎっしりと並んでいて、昔の閑散とした面影とはまったく違っていました。

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オフ会は大変な盛況でした。患者本人よりも家族の方が多いのは膵癌のオフ会の常でしょうね。「このブログから勇気をもらっています」とのお褒めの言葉を頂戴して恐縮。なかでも「Peace(^_^)vのブログ」のPeace(^_^)vさんからは、「母の原発巣が見えなくなるほど縮小したのは、メラトニンなどの代替療法も効果があったのかもしれない」という話を伺い、驚いた次第です。パンキャンの私の講演のときにもPeace(^_^)vさんは熱心にメモを取っていたのを記憶しています。ま、どれが効いたのかは確認のしようがありません。しかし、自分自身もメラトニン・ビタミンD・カテキンなど、効果があるのではという実感があります。

さて、オフ会の様子ですが、美人が多くてお顔を見せるのは勿体ないという方がたくさんいるので、残念ながら写真はアップできません。モザイクなどするのは私は嫌なんです。コリンさんらがたぶんアップしてくれるでしょう。

Purple_Hazeさんのライブのようすを。正直、日ごろはクラシックを聴いている身としては、ロックのあの大音響には少々たまげました。ですから演奏の善し悪しはまったくわかりません。Purple_Hazeさん、元気で演奏していましたが、少し疲れ気味なのかなぁ。

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動画をアップします。手持ち撮影なので、少しぶれていますが、ご勘弁を。

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植松稔先生「私は戦争に反対です。」

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平和とは 太陽の下 子供と散歩ができること


UMSオンコロジークリニックの植松稔先生がコラムで「私は戦争に反対です。」を書かれています。先進的な医療に従事している医師で、このように自分の考えを明らかにすることは少ないですね。しかも元防衛医大にいた先生です。あまり目に留めることもないサイトかもしれないので、全文を掲載します。(承諾を取っていませんが)

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 昨年あたりから、戦争というものについて本当に真剣に考えさせられるようになりました。
私は、昭和31年生まれの戦争を知らない世代ですが、日本で暮らしていて、実際に戦争に巻き込まれることへの不安がここまで高まったことは過去にありませんでした。

 面と向かって「戦争に賛成ですか?」と訊かれて「はい」と答える人は世の中にまずいないと思います。 しかし、戦争は人災です。自然に発生しないのは疑う余地がありません。間違いなく、誰かが何かの目的を持って起こしているのです。でも、一般市民に戦争を起こす力はありません。権力者(政治家)が起こしているのです。

 民族、国家を問わず全人類にとって、戦争は忌み嫌うべきものなのに、過去に戦争は起こり続けてきました。いつの世にも、何かしらの目的で戦争を起こしてしまう困った人がいた証拠です。そして、戦争が起こされてしまうと、その表向きの理由として民族、宗教、防衛などが挙げられますが、本当にそうでしょうか?
 私は、戦争がこの世からなくならない本当の理由は「利権」だと思っています。世の中に軍需産業という本当に迷惑な産業が存在していて、そこから多額の利益を得ている人たちが大勢いるのでいつまでも戦争がなくならないのだと思います。武器の値段を調べると空恐ろしいほど高額なのに驚かされます。

 これは、原子力発電所が世の中から消滅しないのと、少し似たところがあります。一度始めてしまうと、それで利益を得て生活する人が発生してしまうので、本当は悪いことだと判っていても、止めることが難しくなってしまうのです。でも、「必要悪」などと言って受け入れていたら、いつまでたっても、なくすことはできません。

 70年間も平和が続いた日本で心から平和を愛している日本人を、少しずつ戦争にすり寄らせるために、一部の困った人たちが、近頃しきりに「抑止力」という言葉を使って不安感を煽っています。世界中が戦争に近づいている危険な時代だから、米国と一緒に戦争のできる国になって世界の攻撃から日本を守ろう、と言いたいらしいです。しかし、まったく説得力がありません。

 彼らは、仮想敵国として何十年も前に国交正常化した中国を名指しています。テレビの地上波でも平気で発言しています。そのこと自体、国際社会においてかなり失礼な話で、外交上問題ないのか、と素人の私は思っています。でも、それはさておき、彼らが言うように、中国は日本に本当に戦争を仕掛けてくるのでしょうか?

 私も、中国が南シナ海などで行っていることは困ったことだと素直に思います。
また、偏屈な年寄りが騒いだことが原因とはいえ、東シナ海での日中両国の関係は10年前よりはるかに問題です。しかし、これらはどう考えても、戦力を背景とした抑止力ではなく、話し合いの外交努力で立ち向かうべき問題です。

 中国はここ数十年で本当に力をつけてきました。その急成長が心配な人もいるかもしれません。しかし、中国の原動力は貿易です。巨額の外貨を得たからこそ経済成長できたわけです。これからの中国も貿易なしでは存立できません。もしも、戦争行為で他国の人を死傷させたら、国際社会から軽蔑され厳しい経済制裁は免れないでしょう。だから、政治的に判断して、他国への武力行使などという愚かな行為にはでられないはずだと、私は思います。

 一方、中東の本当に困ったテロ組織はどうでしょうか。私は、こちらの方が比較にならないほど危険だと思います。テロ組織に対しては、日米同盟による軍事的抑止力などと言う概念はまったく通用しません。何よりも米国に対して牙を剥いているのですから。

 私は、湾岸戦争のとき、ボストンに留学していたので、テレビで親父の方のブッシュが、「米国によるクエートの解放が始まった」と言って戦争を開始するところを見ていました。中東から遥かに離れたボストンでしたが、留学していたハーバード大学の友達がとても怖がっていたのが印象的でした。何故かと訊くと、「ニューヨークやボストンは米国にとって象徴的な街だから、テロリストに狙われたら何が起きるかわからない」という返事が返ってきました。私が住んでいた間は米国で大きなテロ事件は起きませんでした。

しかし、10年後に 9.11 が起きたのです。

 もちろん私も、日米関係はこれからも大事にして欲しいと思います。でも、軍事同盟を強化するのは絶対に止めて欲しいと思います。米国と一緒に中東で戦争をした国々が、その後、次々とテロ組織の標的になっているという事実をみれば、米国との軍事同盟の強化がいかに危険なことであるか、誰が考えても明らかです。自衛隊員を危険にさらすだけでなく、一般市民にもテロの危険が増すのです。
 日本のような、安心安全の浸透した平和な国でテロリストが何かを企てたら、誰が止められるでしょうか。特に、再稼働などというとんでもない話になりつつある原子力発電所が自爆テロに狙われたら、日本は本当に人が住めない国になってしまいます。警備のきびしい米国でもテロは防げないのに、日本はデパート、アミューズメントパーク、新幹線などの鉄道、すべて無防備です。国会だけは、この間テロ対策訓練をしていましたけれど。

 最近になって、戦争に繫がる法案に反対する声が、日本中であがるようになりました。特に若者や学者の発言に後押しされて、一般の主婦の方々にまで戦争反対の声が高まっているのが心強いと思います。とんでもない政府のとんでもない強行採決が、やっと穏やかな日本人の目を覚まさせているのでしょう。でも、あんな政府に国を委ねてしまったのは「私たち自身のミスだ」ということも忘れるわけにはいきません。

 私は、極力熱くはならないようにしようと思っています。日本が戦争に巻き込まれる危険がなくなるまで、静かに今の怒りを維持していくつもりです。米国のある人から「戦争に参加して世界に貢献してこそ一等国だ」と言われて、忠実にそれを守ろうとしていることも明らかになりました。実に愚かです。それならば私は、戦争に参加しない腰抜けの二等国の国民でありたいと思います。

 若い人たちのSEALDS 素晴らしいですね。オンコロジーの夏休みには、私も議事堂前の一人になろうと思っています。この春以降「FORUM4」「安全保障関連法案に反対する学者の会」「自由と平和のための京大有志の会」など共感できる組織に賛同を表明してきました。京大有志の会の声明書、読んでみてください。感動的です。そして、皆さんの中に、共感される方がおられましたら、どうぞこれらの組織にご賛同ください。国民ひとり一人が自分の声を上げる。本当の民主主義はその先にしかありません。今からでも遅くはありません。昨年末の総選挙での大失敗を、自分たちの手で取り戻していきましょう。
主権在民。
自由と平和のために。

平成27年夏                   植松 稔

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2015年7月19日 (日)

アベ政治を許さない!

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いつも使っているカメラバッグにも!

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2015年7月18日 (土)

死ぬ直前に誰もが後悔すること

看護師が語った死ぬ直前に誰もが後悔する「5つのこと」』のタイトルの記事が目に留まりました。

末期患者と接する看護師が、彼・彼女らが死ぬ直前に語った言葉をまとめた本の紹介です。日本ではなく米国の話ですが、大いに参考になります。

  1. 期待に応えるよりも、“自分らしく”生きればよかった
  2. あんなにがむしゃらに働かなくてもよかった
  3. 言いたいことを我慢せず、はっきりと口に出せばよかった
  4. もっと友達と連絡をとればよかった
  5. もっと自分の幸せを追求すればよかった

1.⇒これはよく分かります。「あの人は良い人ね」と言われて、「良い人」を続けてしまうのですね。

2. ⇒若い頃は、がむしゃらに働いてきました。そのためかどうか、50歳で直腸がんに。しかし、治癒したら元通りにがむしゃらに。そして、すい臓がんです。さすがにこれには参った。がむしゃらは止めました。

3.⇒これはないなぁ。言いたいこと、言うべきことを言いすぎていつも損をしてきた。

4.⇒若い頃の友達とはいまでも頻繁に連絡を取っている。毎年同窓会も。仕事の上では友達は作らない主義だから。

5.⇒「自分の幸せ」ってなんだろう? 家族が幸せそうなら自分も幸せを感じる。自分だけの幸せはないような気がするけど。今は私は幸せを感じています。仕事の上で自分にしかできないことがあり、写真にチェロにと趣味の時間もたっぷりと取っている。読みたい本がたくさんあってそれもチャレンジしている。100点満点で言えば95点かな。

緩和医療医の大津秀一さんが『死ぬときに後悔すること25』を書いています。こちらはもっと具体的で分かりやすい。

  1. 健康を大切にしなかったこと
  2. たばこを止めなかったこと
  3. 生前の意思を示さなかったこと
  4. 治療の意味を見失ってしまったこと
  5. 自分のやりたいことをやらなかったこと
  6. 夢をかなえられなかったこと
  7. 悪事に手を染めたこと
  8. 感情に振り回された一生を過ごしたこと
  9. 他人に優しくしなかったこと
  10. 自分が一番と信じて疑わなかったこと
  11. 遺産をどうするかを決めなかったこと
  12. 自分の葬儀を考えなかったこと
  13. 故郷に帰らなかったこと
  14. 美味しいものを食べておかなかったこと
  15. 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
  16. 行きたい場所に旅行しなかったこと
  17. 会いたい人に会っておかなかったこと
  18. 記憶に残る恋愛をしなかったこと
  19. 結婚をしなかったこと
  20. 子供を育てなかったこと
  21. 子供を結婚させなかったこと
  22. 自分の生きた証を残さなかったこと
  23. 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
  24. 神仏の教えを知らなかったこと
  25. 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

死の直前に後悔しないためには、先達の経験を知って、人としてよりよく生きることでしょうね。日本人もアメリカ人も本質的には同じことを感じているようです。

では後悔しないように生きるにはどうすればいいか?
"人生を後悔しないための5つのポイント”

  1. 人はいつ死んでもおかしくないと覚えておく
  2. 自分には必ず何らかの「 生きている理由 」があると考える
  3. 本当の自分、あるべき自分について、とにかく考え続ける
  4. 生涯を通じて「 自分の役割 」を探し続ける
  5. 自分の「 心の声 」を聞いたなら、すぐに行動に移す

ついつい、日々の生活、目の前の闘病・治療方法にだけ注意がいってしまい、これらをじっくりと考えることは希ですね。もっと意識して考えよう。

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2015年7月15日 (水)

「戦争法案」の衆院特別委員会での強行採決に抗議する

今日から二泊三日の予定で出張です。国会前に駆けつけたかったのですが、叶わず残念です。

今朝の朝日新聞の一面には「イラン核協議 最終合意」という記事が出ています。ホルムズ海峡を機雷封鎖することができる能力を持っているのはイランだけですから、ますます非現実的な理由で「戦争法案」を成立させようとしているのです。

自民党の二階会長が3000人の代表団を連れてを訪問し、安倍首相も訪中の可能性を探っているという記事が出ていました。「安全環境」は「悪化」しているどころか、明らかに「改善」しているのに、なぜいま「戦争法制」なのか、と誰もが不思議に思うでしょう。

国民の大多数が理解できない、必要性が分からないという法案をなぜ強引に通そうとするのでしょうか。

安倍晋三の目的は憲法9条の改悪です。戦争ができる国にすることが先進国としてアメリカから独立することができると考えているのでしょう。来年の参院選挙で三分の2以上の議席を獲得して、彼なりの目的を達成しようとしています。

ですから、仮に今回の戦争法案が成立しても、これからの1年間が日本の未来を左右する関ヶ原の戦いです。

戦争で死ぬのは嫌だが、平和のためなら死んでも良い、とすら思ってこの1年を考え抜き、行動につなげて、なんとしても日本の民主主義を守らなければなりません。

2015年7月14日 (火)

バッハ:平和への祈り

昨夜の夕焼けは怖いほどでした。台風が接近しているためでしょうか。それとも国会で緊張感を増している「戦争法案」を象徴しているのでしょうか。

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一日、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ第5番に挑戦している。レッスンで弾いたのはだいぶ前なので、ほとんど忘れている。書き込みを頼りに思い出しながら。

largoはなんとか満足できる(今の段階で)まで弾き込んだ。出だしのミ⇒ミの1オクターブのジャンプでいかに音を滑らかに繋ぐか。前の音の余韻を残しながら、しかも途中の音を出さずに次の高音のミにつなげるために、弓をいったん止めることで対処している。これで正解かどうか分からないが。

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さて、次は同じ5番のアレグロだなぁ。暑いからぼちぼちやろう。

「戦争法案」が15日にも衆議院で採決されようとしている。国会前に駆けつけたいのだが、15日から出張の予定になった。この暑さで反対派の動員も少ないだろうと、安倍総理、そんなことを考えているのかも。

千住真理子が今年のデビュー40周年を記念して出したCD『平和への祈り~バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲』を聴いている。バッハのチェロとヴァイオリンのための2つの無伴奏曲集は、やはりバイブルだよね。

千住真理子さんは次のように思いを語っている。

[バッハ録音への思い]
演奏活動40年間の想い出は、確かに私の身体と音に刻み込まれている。

デビューして以来、無我夢中で走り続けてきたこの期間、私には様々なドラマが降りかかってきた。

国内外のコンクールやそれにまつわる様々なハプニング、絶望や苦難、かと思えば人の優しさに触れ涙したこともある。

父の病死に続いた運命としか説明出来ないストラディバリウスとの出逢いと感動。

一番こたえたのは母の死である。末期ガンとの戦いは今まだ私の心に拭いきれない悔しさ、後悔と共にある。

だから、40周年、エンジンを全開にしてアクセルを思いっきりふみたい。
いま、私のすべてを聴いていただきたい。
               ――千住真理子

 

バッハが弾けなくなった時期が、私にはある。

10代の終わりから30歳になるまでだ。ずいぶん長い期間、私はあまりにも偉大なバッハに、あまりにも崇高なバッハに、押し潰されていた。

愛するあまり、受け止められない、そんな矛盾したバッハへの想い。

30歳を過ぎてから開かれた扉は、真摯に神に向き合う祈りの道だった。
だから私は祈る。バッハを弾くことは、祈ることなのである。

私は祈り続けたいのだ。

まだなし得ない復興にくるしんでらっしゃるかたがたと共に。大切な人を突然奪われた悲しみから立ち上がれないでいるかたと共に。
海を越えて、貧困にあえいでる人々、戦争に巻き込まれてる人々と共に。私は平和を祈るために、バッハを弾く――。
               ――千住真理子

演奏も録音もすばらしい作品でした。

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2015年7月13日 (月)

今日の一冊(8)『バカをつらぬくのだ!』

何とはなく具合が悪いので、病院に行くが、「どこも悪くありません」と言われ、「そんなはずはない」と、医者のはしごをする人って結構いますよね。何軒かの病院を回って、やっとそれなりの病名をつけてもらい、薬を投与されるとほっとする。そんな経験、ありませんか? もちろん、希な病気で医者が判断できない場合もあるでしょう。

私たちの身体は無自覚に、きらいな言葉すら欲しがっているように見えるときがあります。がんと言われれば頭の中が真っ白になる。その一方で、「やはりそうだったのか」とある意味で腑に落ちることもある。

人は褒められれば有頂天になるし、怒られれば心が乱れる。他人の一言に心が乱れるのは、私たちが欲深いからです。褒められれば、その期待に応えようと更に”欲”が出る、怒られれば”なにくそ”とまた欲が出る。

老子は道徳教第十三章でこのように言っています。

寵辱(ちょうじょく)には驚くが若(ごと)し。大患(たいかん)を貴(たっと)ぶこと身の若くなればなり。何をか寵辱には驚くが若しと謂(い)う。寵を上と為(な)し、辱を下と為し、これを得るに驚くが若く、これを失うに驚くが若し。これを寵辱には驚くが若しと謂う。何をか大患を貴ぶこと身の若しと謂う。われに大患有る所以(ゆえん)の者は、われに身有るが為なり。われに身無きに及びては、われに何の患(わずら)い有らん。故(ゆえ)に身を以(も)って天下を為(おさ)むるより貴べば、若(すなわ)ち天下を托(たく)すべく、身を以って天下を為むるより愛すれば、若ち天下を寄(よ)すべし。

寵愛でも屈辱でも人は狂ったようになる。大きな患いを自分の身のごとく尊ぶからだ。寵愛と屈辱で狂ったようになるとはどういうことか。配下にある者は、寵愛を得てひどくのぼせる。それを失ったときには取り乱す。これが寵愛と屈辱で狂ったようになるということだ。

大きな患いを自分の身のごとく尊ぶとはどういうことか。我々に大きな患いがある理由は、我々が欲に満ちた身を有するからである。そのような身を有しなければ、なんの患いがあろうか。

それゆえに、自分の身を大事にしながら天下を治める者なら、その者にこそ、天下を預けるべきである。自分の身を愛おしみながら天下を治める者なら、その者にこそ天下を引き受けさせるべきである。

ドリアン助川さんの『バカをつらぬくのだ! バカボンのパパと読む老子・実践編』はこのように紹介している。

久しぶりに老子に関する本を読んだが、やはり老子はいい。以前に『バカボンのパパと読む「老子」』について書いたことがあるが、その実践編である。ドリアン助川さん、何を書いても売れずに、多摩川の土手横のおんぼろアパートで清貧の生活をしていたらしい。でもそれがいまの自分を育ててくれたのだという。

罵詈雑言も嫌な言葉も、「受け取らない」ことにすれば良い。数十年も前の一言を後生大事に抱えて悶々とすることはないのだ。

「がんの末期で余命半年です。」こんな言葉も”受け取らない”でよい。医者の言う「余命」は、生存期間中央値のこと。100人の患者がいて、51人目の患者が亡くなるまでの期間です。当然3ヶ月で亡くなる方もいれば、3年、5年と生きる方もいる。中には自然寛解といって、治癒してしまう方もいる。「私は統計の数字ではない、余命は返上します」で良いのだ。

何か言われるとカーとなって切れる人がいますね。ヤジを飛ばした安倍晋三さんのように。こういう人は自分自身さえも大事にできない人ですから、天下を治める器ではありません。と老子は言っているのです。政治は論戦です。論戦の果てに怒り顔になるような人は、もともと天下国家を治める資格がないのです。自分の心を平静に保てる方法を知っている人、そういう人に政治を預けなさいと言っているわけです。「まちがいありません。なぜなら私は総理大臣なのですから」こういう人物にはさっさと退場してもらった方がよろしい。

自分を飾ってはいけない。なぜなら、飾った分だけ安くなる。

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2015年7月11日 (土)

カメラ日和なので多摩川散歩

久しぶりに太陽がでたので、多摩川土手を散歩。良いカメラ日和です。もう一つの目的は新しいカメラの操作に慣れること。

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f:4.5 焦点距離(35mm換算):67mm SS:1/1250 ISO:125

マクロレンズ効果で背景もほどよくぼけてくれました。ムラサキツメクサ別名アカツメクサでしょうかね。

のんびりと日光浴をしている方。いいね。これぞTAOに任せる生き方。

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f:7.1 焦点距離(35mm換算):35mm SS:1/1250 ISO:125

こちらの男性も。

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f:5.6 焦点距離(35mm換算):180mm SS:1/500 ISO:125

こちらが本家。文字通りの甲羅干し。

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f:5.6 焦点距離(35mm換算):600mm SS:1/1000 ISO:320

六郷水門のレトロな姿はいつも絵になる。f/10と絞り込んでピントは亀さんにあわせてある。

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f:10.0 焦点距離(35mm換算):55mm SS:1/80 ISO:160

対岸にある味の素川崎工場のプラントを最大倍率で撮ってみる。手ぶれ補正もよく効いている。

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f:5.6 焦点距離(35mm換算):600mm SS:1/640 ISO:125

久しぶりの燦々たる太陽に、花も虫も喜んでいる。

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f:5.0 焦点距離(35mm換算):90mm SS:1/800 ISO:125

広角24mmから超望遠600mmまでカバーして、CCDは1インチサイズ。これ一本あれば散歩カメラとして過不足はない。画質も妥協できる範囲だ。

焦点距離100mmまでなら、レンズ端から5センチまで近づけるので、マクロレンズ的に使えて、花や昆虫の撮影には重宝する。

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2015年7月10日 (金)

どうなってるの?

新国立競技場の総工費が2520億円になるそうな。更に後からつける移動式屋根の工事費などを含めると3000億円にもなるという。このような事態になっても誰も責任を取ろうとしない。この建物は絶対に必要なんだと、情熱を持って語る人がひとりもいない。ただ、オリンピックに間に合わないからとか、難工事を成功させれば日本の評価が上がるとか、こんな説明しか聞かされない。

一方で生活保護の住宅扶助を3年間で190億円削減するという。福島原発事故で自主避難している人たちへの公営住宅の無償提供も打ち切るという。新国立競技場の総工費を1000億円削減すれば、こうしたことが賄えるのに。

責任者の安藤忠雄氏は専門家会議も欠席した。もしかすると膵臓がんの摘出後の予後が悪くなったのかもしれないが、そうならそうと説明をするべきだろう。同じ膵臓がん患者として情けない。

川内原発が再稼働へと突き進んでいる。九州電力は立地自治体以外への説明会開催も拒んでいる。万が一のときの避難計画も満足に策定されていない。30キロ圏以遠では屋内待避が原則で、ヨウ素剤の配布もしない方針だという。大規模火山噴火の予知は不可能だと、専門家がこぞって言っている。しかし、規制庁と九電は予知が可能であり、核燃料を冷まして運び出すには2年以上必要だが、十分にその余裕があるという。

2年後の火山予知に成功した例は、過去一つもないのだが、それが可能であるというのなら、火山噴火予知の学問上では大きな前進である。ぜひ査読付の論文として発表してもらいたい。

(実行できそうにない)避難計画を立て、ヨウ素剤を配布してまでして発電する技術を「科学技術」と言うのか。そこまでして発電しなくても他の方法があるだろう。

福島原発事故では誰一人責任を取っていない。新国立競技場の件でも同じだ。

八ッ場ダムしかり、普天間基地のへの辺野古移転問題しかり。民意が反対し、このままではダメだと分かっていても、この国では、一度決めたら軌道修正はできないものらしい。流れに乗っていれば責任は問われないが、流れに竿を差すと責任を取らされるのだろう。

株価が下がっている。少し持ち直したが、先行きは不安だ。もっとも私は株には一切手を出していないから悩むことがない。信用取引で自分の有り金以上の株を買っている人は気が気ではないだろう。安倍晋三の肝いりで年金財源を株式に投資して株価上昇を演出してきただけの話だ。遅かれ早かれバブルがはじける。

バブルの生成と崩壊は、資本主義の宿命である。それは歴史が証明している。そしていつも損をするのは一般投資家である。俺だけはババを引かずに逃げ切れると、誰もが考えるが、誰もが逃げ切れるわけではない。欲が深い者ほど傷が深くなる。これもつい先のバブルがはじけたときに経験したはずである。

何度経験しても、この次は大丈夫だろうという「安全バイアス」はなくならないのだろうか。原発事故はつい4年前に経験したばかりである。のど元を過ぎるには早すぎるだろう。

2015年7月 8日 (水)

水出し緑茶の健康作用

先日7月1日の「ためしてガッテン」は『夏こそ!スーパー緑茶 新カテキンで免疫力が復活!』でした。録画しておいたのをやっと見ました。この番組、ときには眉に唾を付けてみる必要のある番組ですが、今回は果たして・・・。

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氷水出し緑茶にすると、旨み成分も増えて、さらにエピガロカテキンが抽出されるのでマクロファージが活性化して免疫機能が高まるという内容でした。

登場したのは、農研機構・野菜茶業研究所の物部真奈美さん。野菜茶業研究所は「掛川スタディ」にも関わっている組織です。掛川市の深蒸し茶と健康の関係をずっと研究していて、ブログの記事「緑茶はがんに効くか?」でも紹介したことがあります。

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物部真奈美主任研究員の論文「水出し緑茶に含まれるエピガロカテキンのマクロファージ食作用活性増強メカニズ」はこちらにありました。

茶葉中には様々な健康機能性成分が含まれているが、お茶を淹れる時の水温の違いにより浸出される成分構成が異なる。熱水で浸出させた場合、マクロファージの活性を抑制する作用をもつエピガロカテキンガレート(EGCG)が浸出してくるが、冷水で浸出させると EGCG は浸出され難くなる。

一方、免疫活性化作用を有するエピガロカテキン(EGC)は冷水でも浸出されてくることから、水出し効果が見出されているが、その作用メカニズムについては不明のままである。そこで緑茶のカテキンは EGC が主成分となる。水出し緑茶を長期間飲用(2週間以上)することにより生体(マウス・ヒト)において、感染症予防などに働く抗体産生能が改善される、水出し緑茶に含まれる主要カテキンである EGC について、自然免疫系で重要な役割を果たしているマクロファージに対する作用メカニズムを明らかにする。

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  • エピガロカテキンガレート(EGCG)⇒マクロファージの活性を抑制
  • エピガロカテキン(EGC)⇒免疫活性化作用を有するが、その作用は未解明

ということらしい。番組でも同じように言っていたが、これではEGCGが悪者だと断言するに等しい。

EGCGの抗がん作用には、これまで多くの研究が発表されており、例えば『がんに効く生活』でシュレベールも、

緑茶:緑茶、特に深蒸し茶に多く含まれるカテキンの一種、エピガロカテキンガラート(EGCG)はがん細胞が隣接組織へ侵入する働きを抑制し、がん細胞に影響を補給する血管新生を抑制する。EGCGは各細胞の表面にある受容体(レセプター)をふさぐことによって、がん細胞が炎症性因子を介して送ってくる信号に応えることをできなくし、その結果、隣接組織への侵入も、腫瘍の成長に必要な血管の新生もできなくなる。この効果は、緑茶と大豆の"ファイトケミカル"を組み合わせることで、より際立ったものとなる。

と述べている。

物部氏の論文は査読付の雑誌に発表されたわけではなく、どうやら研究所内の広報らしい。こんな研究をやっていますよ、と言うレベルの話だと想像する。

もちろん、現状で科学的真実だとされているものは常に反論され、ひっくり返される運命にあるから、物部氏の研究が新しい真実を提供してくれるのかもしれないが、まだ研究中という段階だろう。

EGCGは、植物の中で特に茶に最も豊富に含まれているカテキンである。また強力な抗酸化活性を示し、がんを含む多くの疾患に対して治療効果を有するのではないかと言われている。

エピガロカテキン(Epigallocatechin、EGC)またはガロカテコール(Gallocatechol)は、構造中にカテキンを含むフラバノールの1種である。食物に含まれる抗酸化物質の1つである。
緑茶の健康作用の要因として知られるヒトのカンナビノイド受容体に対し、適度な親和力を持つ。

Wikipediaではこのように紹介されている。免疫機能はマクロファージの働きだけではないし、マクロファージはがん細胞と闘うわけではない。

風邪をひかないようにするには、水出し緑茶が有効かもしれないが、がん患者は、現時点までに知られた知見からは、EGCGを多く含んだ熱湯で淹れたお茶の方が良いと思うのだが、如何でしょうか。

掛川茶のときのように、また製茶業界が大々的な宣伝に使うでしょうね。

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2015年7月 7日 (火)

三度目のがんは甲状腺がん?

「三度目のがんは甲状腺がん?」
コシヒカリ命さんのタイトルを無断で拝借して、こんなふうに。

がん研で「甲状腺がんの疑い」と言われて2週間になります。少しはこのがんのことを調べておかなくては。膵臓がんに関しては8年のベテランですが、甲状腺がんは全くの初心者マークです。

昨日は赤ひげ先生のところでリパクレオン・ビオスリーを処方してもらったついでに、検査結果を説明した。「お代は戴きませんから」と先生が超音波で甲状腺を診てくれた。さすがは赤ひげ先生だ。

大きさは17mmほど、ほとんどが嚢胞で、しこりは触っても分からない。この見立だった。嚢胞の中心部に下腿部分があるからこれが腫瘍かもしれないという判断でした。がん研では細胞診をすることになりそう。

先生「粛々と治療するしかないね」
私 「な~に、膵がんで死なずに長生きした"ご褒美"だと思っています」
女医さん、目をぱちくり(この日は研修で若い女医さんが診察してくれた。柔らかい手でのど仏も触っていただきました \(^_^)/ )

とりあえず、情報集めは基本から、ということで、まずはEvernoteに「甲状腺がん」のノートブックを作成。調査した情報は全てこのノートに入れることにしておけば、スマホでどこにいても見ることができる。

がん情報センター」で甲状腺がんの冊子をダウンロード。ふむ、なになに。甲状腺がんにはいくつかの種類があるらしい。

  1. 乳頭がん
  2. 濾胞がん
  3. 髄様がん
  4. 未分化がん
  5. 悪性リンパ腫

乳頭がんの割合が一番多くて9割はこれ。進行も遅く、予後も良い。それ以外は数%づつの割合。髄様がんは進行が早く・・・、腫瘍マーカーCEAが高くなる・・・。

私のCEAは基準値をわずかに超えていた。これをどう判断するかだなぁ。誤差の範囲内か、これから上がるのか。

ステージ分類もずいぶんと細かい。ステージⅣCまである。

Ⅰ期-がんが甲状腺内にとどまっており、大きさは2cm以下

だとすると私の場合はまだⅠ期だ。仮に髄様がんだとしても、

甲状腺髄様癌は「がん=悪性腫瘍」であることには違いありませんが、一般の癌に比べるとその性質は比較的おだやかと言えるかもしれません。以前に日本で行われた調査では診断がついてから10年後の生存率は92%でした。ただし腫瘍の悪性度はMEN2のタイプによっても若干異なり、MEN2Bでは悪性度が高く、一方FMTCでは悪性度は低いと考えられています。甲状腺髄様癌が進行すれば周囲のリンパ節や肺、骨、肝臓などに転移し、そのための治療が必要になってきます。

あまり心配することはなさそうだ。「10年後の生存率は92%」ならその前に天寿を全うしている可能性も高い。

医師の説明について行けるだけの基本的な情報を集めたら、後はがん研での検査待ち。まだバタバタとする時期ではないと思う。

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2015年7月 5日 (日)

今日の一冊(7)『マインドフル・ワーク』

「マインドフルネスストレス低減法」については何度か紹介してきたが、この本はアメリカの企業においてマインドフルネスがどのように定着しているのか、生き生きと紹介されている。

アウトドアウェアのパタゴニアは日本でも人気のあるブランドだが、創業者のシュイナードによって、マインドフルネスがビジネスの現場に持ち込まれた。シュイナードの経営理念は「経営のプロセスが健全でなければ、またCEOの意図が正しいところから来るものでなければ、結果としていくら利益が出ても関係ない」というものだ。これはシュイナードがマインドフルネスを実行することで、環境に優しい企業で亡ければ存在する必要がないと気づいたことから始まった。「死滅した惑星にビジネスは存在しない」これが彼の哲学である。

Googleもビジネスにマインドフルネスを取り入れている企業である。マインドフルネストは、私たちの頭の中の生じるさまざまな考えを、それの心を動かされることなく観察する力のこと。そしてその能力は「瞑想」によって鍛えることができる。

別の言葉で言えば、マインドフルネストは「完全に現在の存在すること」だ。過去の想い出に囚われたり、未来を夢見たりすることなく、いま、このとき、この場所に存在することである。優しさ、好奇心、受容の心を具現化した状態のことでもある。

ここはがんのブログだから、ビジネスへの応用についてはこれ以上書かないが、がん患者にももちろん有効である。近年リアルタイムで脳の活動を見ることができるfMRIの発達でによって、瞑想が脳の活動をどのように変えるかが明らかになってきた。そうしたことも詳細に書かれている。

数多くの研究によって、瞑想によってマインドフルになった人は、免疫能力が高いことが明らかになりつつある。米国国立補完代替医療センター(NCCAM)が瞑想の研究に費やした費用は、2002年の200万ドルから、2012年には1400万ドルまで増加している。

カリフォルニア大学ロスアンゼルス校の研究では、HIV陽性の成人を二つのグループに分け、一つには通常のHIV治療を行い、一方にはそれに加えてマインドフルネスストレス低減法(MBSR)の8週間のプログラムを実習した。その結果は劇的だった。MBSRを実習したグループでは、HIVの攻撃対象である免疫の司令塔=CD4T細胞(ヘルパーT細胞)の減少がストップした。一方の対照群のヘルパーT細胞は減り続け、典型的なHIVの進行の兆候が現れたのだ。

マインドフルネスストレス低減法は、痛みに対しても効果的だ。保険会社エトナのマーク・ベルトリーニはスキーで急斜面を滑っていたとき事故にあう。首の骨が折れた彼は集中治療室に運ばれたが、聖職者が臨終の儀式を行う準備をするほどだった。しかし奇跡的に回復し、一週間後には退院した。だた、左腕は神経障害が残り、手足の痛みが続いた。「一日中誰かに腕を火で炙られているような感じ」が治まらない。オキシコンチンやバイコディン、フェンタニルを飲んだが、効果はない。

ベルトリーニはヨガと瞑想によって痛みへの対処法を変えた。「内なる自己に集中することによって、自分の痛みをコントロールできることに気づき始めたんです」「思考に対する執着を手放すのです。それを痛みと認識するーー私の場合は生物学的な現実として認識します。だから痛みが起きたとき、すぐ手放してやることができるんです」

「痛みは避けようがない。しかし苦しみは自分次第で避けられる」カバットジンの『マインドフルネスストレス低減法 』はそのためのプログラムを紹介している。

昨日は起床後に「静座瞑想」を1時間行った。

今日は「ボディ・スキャン」を1時間やってみる。

【参考記事】

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2015年7月 3日 (金)

患者申出療養の問題点

週刊新潮の膵臓がんに関する「特集 健康診断では見落とす『超早期がん』発見の特別検査ガイド」で、東京ミッドタウンクリニックの森山紀之・健診センター長が次のように述べている。

膵臓がんを見つけるにはPETが最適だが、「初期のすい臓がんについては、ブドウ糖を必要としないケースもあり、がんが100%見つかるとは言い難い」

そこで関連施設であるグランド・ハイメディックにはPET-MRIという最新設備があり、それを薦めている。しかし検査を受けるには、「受けたい方は、会員になっていただく必要があります。入会金は243万円、年会費は54万円」(同広報)です。

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もちろん健康保険は使えません。お金持ちだけが利用できます。

「患者申出療養」制度の問題点を整理しておきます。

  1. 上の例のように、お金のあるなしで医療に対するアクセスが差別されることになります。病院側の言い値で商売ができるようになるので、裕福な人だけが高度な治療にアクセスできるという構図が一般的になる。
  2. えせ医療が横行する危険をはらんでいること。未承認の怪しげな薬による治療が蔓延する恐れがあります。
  3. 医療保険本体が悪用される。例えば,美容整形手術が目的なのに、保険病名をつけて入院させるというようなことが起こると、保険診療の財源が無駄に使われてしまうことになります。
  4. 自由に値段がつけられる自由診療と保険診療との二本立ての制度になれば、承認を得るために高いコストをかけて臨床試験を行うよりも、製薬会社が存在しなくなり、保険医療が空洞化する。
  5. 規制改革会議の提言では、その目的を「(1)治療に対する患者の主体的な選択権と医師の裁量権を尊重」とあるが、患者と医師とでは医療に関する情報格差は大きい。まして先進医療となるとなおさらである。結局医療側の言葉に誘導されて、高額な医療負担を強いられる可能性がある。医療事故が起きても「自己責任ですよ」で補償は受けられない。「選択の可能性が広がる」と「自己責任」は表裏一体なのです。
  6. 万が一医療事故・薬害が発生したときの第三者機関による報告と集積、情報の公開の制度が必要であるが、これが担保されていない。
  7. 過去には医師が自由に投薬できることによって、多くの難病患者の命と健康が奪われたことを忘れてはならない。(サリドマイド、スモン、薬害エイズなどなど)
  8. 未承認薬の情報は、一部の専門家に握られており、彼らの見解に誘導されやすい。また、一部の専門家と製薬企業が「夢の新薬」として宣伝してきた薬が、後になって効果が疑問だったり、重篤な副作用があることが分かったという例はたくさんある。患者が主体的に選択するために必要な情報が提供されるか疑問である。
  9. 患者が未承認の薬や医療機器の使用を望めば、15箇所の臨床研究中核病院が申請し、「前例のない治療」は原則6週間で、前例のある治療は2週間で判断することになっているが、中核病院と連携する地域の診療所でも実施できるとしている。これでは国内で実績のない治療法が、臨床研究中核病院をフィルターにして、市中病院や診療所にも広がっていきかねない。
  10. これは保険会社にとっては大きな魅力である。現在の「先進医療特約」は限られた医療施設でしか使えないが、今後は町の診療所でも「患者申出療養」が実施できるとなれば、大々的に宣伝されるだろう。日本人の国民性からして、たくさんの加入が見込まれるから保険会社としては千載一遇のチャンス到来である。
  11. 2例目からは個別症例ごとの必要性は審査されない。したがって、
  12. 3.とも関連するが、必要性の乏しい患者に、安易に未承認薬が投与される恐れがある。この制度は本来倫理的観点からの例外的措置であるはずだから、重篤で命にかかわり、他の治療手段がなく、臨床試験に参加できない場合に限るべきである。しかし、この法案にはそうした限定要件を定めていない。
  13. 安全性・有効性の審査が可能とは言いがたい。1例目については6週間、2例目以降は2週間で審査すると言うが、命にかかわることが、早ければ良いってものではないだろう。このような短期間で安全性と有効性が十分に審査できるとはいいがたい。審査方法は「合議」とされ、持ち回りでも良いというのだからなおさらである。
  14. 現行の先進医療においていも、これまで109件が実施されたが、保険に収載されたのは8件に過ぎない。日本医師会の横倉会長は「有効性・安全性を評価した上で、将来的に保険収載を目指すことが盛り込まれている。これらの点から、最低限の担保がなされた」と判断して、今回の法改正を認めたと報じられているが、まったくその保証はない。
  15. 製薬企業と医師とが、多くの新薬の治験・臨床研究においてデータの捏造などの不正を繰り返している現状で、エビデンスの質が確保できるのか疑問である。臨床研究中核病院にディオバン事件の舞台となった複数の病院が含まれていることは、この疑問を更に押し上げる。
  16. このようにしていくら症例を集めても、症例研究の域をでず、臨床研究を経て保険承認につながるはずがない。その方策も明記されていない。この制度ができたことによって、逆に保険承認になる薬が減る恐れがある。

良いこことは一つもない。社会保険と民間保険の境界域が曖昧化し、相互補完、相互乗入れが行われる。現に、住友生命、チューリッヒ生命、オリックス生命など昨年6月以降、キャッシュレスを謳い文句に保険金を医療機関に支払う「直接支払いサービス」に乗り出しており、厚労省保険局は保険会社からの出向者を受け入れている。

小泉政権時代に規制改革・民間開放推進会議議長を務めたオリックスグループの宮内義彦会長は、週刊東洋経済でのインタビューで、公的医療保険の総枠を縮小し、自由診療部門を拡大すべきだして、「金持ち優遇だと批判されますが、金持ちでなくとも、高度医療を受けたければ家を売ってでも受けるという選択をする人もいるでしょう」と述べた。それがいやならば「特約」のついたオリックス生命の保険に加入しなさいということだ。いや、まもなくそうなる。

混合診療解禁の問題は、是か非かではなく、必要な治療法が迅速に保険収載(承認)されていないことが問題の本質なのである。

ところで、PET-MRIなど使わなくても、PETとMRIを別々にやれば健康保険で賄えると思うのだが、素人考えだろうか? PET-MRIの利点は何だろう?

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2015年7月 2日 (木)

がんになったら肉を食え

『がんになったら肉を食べなさい』という本がある。実は詳らかには読んでいない(安倍晋三流に)。ビタミンC点滴療法とかオーソモレキュラー療法を勧めるなど、怪しげな本である。だからお勧めするつもりはない。

しかし、「がんになったら肉を食べなさい」は正しいと思う。がんと闘うには体力が要る。体力がなければ抗がん剤治療・放射線治療も続けられません。ゲルソン療法だのニンジン断食では、逆に寿命を縮めるに決まっている。

がんは血液中に存在するタンパク質を利用して大きくなるが、その利用されるタンパク質の量は食事に含まれるタンパク質の量とは関係がなく、どんなに食事中のタンパク質を減らしても、がんは常に自分の成長に必要なタンパク質を身体から奪って大きくなる。

がんを兵糧攻めすることなどできない。

済陽高穂が薦めている食事療法も胡散臭い。『済陽式ガンの食事療法」ディレクター日記』というブログがある。ブログ主の寺田聡さん、膵臓がんで余命半年と言われた方である。ドキュメンタリー映像作家という仕事の腕を生かして『済陽式「ガンの食事療法」[DVD]』まで作ってしまった方である。

2009年の夏に膵臓がんが見つかり、済陽式を実践し、済陽氏からは「すばらしい成績」と持ち上げられていたのだが、2011年9月にお亡くなりになった。2年の生存期間である。ステージⅣの膵臓がんでも2年以上生存する方はたくさんいる。済陽式の効果とは言えないし、逆に余命を縮めた可能性すらあると思うのだが、いかがだろうか。最後の記事にはこう書かれている。

直接の死因は2日前に起きた感染症なのだそうで、以前何度も闘った症状ですが、衰弱が激しかったので、乗り越えることが出来ませんでした。

衰弱が激しかったのは済陽式食事療法を続けて、タンパク質を摂っていなかったためかもしれない。できてしまったがんが、肉を控えたくらいで治るはずはなかろう。

それにこれは大切なことですが、膵臓がんにはゲルソン療法やその亜流は禁忌です。『ゲルソン療法では膵臓がんは治らない』に書いています。

寺田聡氏を非難する気はまったくありません。しかし、彼が製作したDVDも未だに売られて、宣伝に一役買っているようなので、紹介してみただけのことです。

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野菜を先に食べて血糖値を下げる

膵臓がんの方で血糖値の管理に苦心している方も多いことでしょう。私もこのところHbA1cが上昇傾向で、炭水化物・糖質をなるべく摂らないようにしていますが、外食ではそれもままなりません。

同じ食事をしても、炭水化物を先に食べるのか、野菜や肉などを先に食べるのかで、食後の血糖値に大きな違いが生じます。

食事の順番で血糖値がどれだけ変わるのか?」によると、

グループA:最初にパンなどの炭水化物を食べ、その15分後に、鶏肉などの蛋白質とレタスなどの野菜を食べます。
食後60分の血糖値:199.4(mg/dL)

グループB:最初に蛋白質と野菜を採り、その15分後に、炭水化物を摂取します。
食後60分の血糖値:125.6(mg/dL)

なんと、こうした簡単な対応で平均で37%の差があります。インスリン値でも49.6%の差があったそうです。

近年、食後の高血糖値が続くと、心血管疾患のリスクが増加すると言われています。糖質、炭水化物の過剰摂取は食後高血糖を招き、インスリン産生量を増やすことにより、糖尿病の発症リスクが増加するのは言うまでもありませんが、高インスリン血症はがん細胞を増殖させる作用があります。がん細胞を抱えている患者は気をつけたいものです。

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2015年7月 1日 (水)

15/6月ツイートのまとめ

祭谷一斗 @maturiya_itto  
混合診療解禁は当分なされないだろうけど(寡占や広告合戦で結果的に医療費は上昇=財政は改善しない)、保険適用が厳しくなる日はすぐそこまで来てるだろうな。日本との比較でよく挙がるNHS(英国の制度)が、高額薬剤の保険適用を複数削ったのは記憶に新しい。

安西英雄 @deoanzai  
食事や運動が発がんに影響するというデータは、もうずいぶん集まってきた。いまや、食事や運動ががん患者のサバイバルにも大きく影響する、というデータが出始めてきている。

キノシタ @Oncle1316 
膵臓がん のう胞があると、一般の人と比べて約二十倍も膵臓がんにかかりやすくなるとの疫学研究が、〇六年に報告された。「のう胞の一部ががんに変化するのと、膵臓の別の場所にがんが突然できる二つのケースがあり、後者の方が悪性度が高い」と強調。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2015060202000201.html 

「医療」新聞 @doctorpapers  
術前のmFOLFIRINOX+放射線化学療法がborderline resectable膵腺管癌に対する新たな治療パラダイムとして有望な可能性【ASCO2015】 http://doctor.or3.info/?p=64381 

安西英雄 @deoanzai  
魚油由来のオメガ3脂肪酸が筋肉もアップ、60歳以上の男女で効果確認 (Medエッジ) http://www.mededge.jp/a/bojm/13744 

勝俣範之 @Katsumata_Nori  
発熱性好中球減少にきちんと対応できないで、亡くなってしまったという事例をよく耳にします。発熱性好中球減少への対応は、オンコロジックエマージェンシー(がん領域の救急医療)に含まれます。がん領域での救急対応は件数は多くはないのだけれど、きちんと対応できている病院は実は少ない。 

安西英雄 @deoanzai  
すい臓がんにも乳がんと同じBRCA1,2の変異があるのか http://www.oncotherapynetwork.com/gastrointestinal-cancer-targets/brca12-gene-mutations-observed-pancreatic-cancer?GUID=8BF3E886-CDA6-4375-8CB4-40F817DF280D&rememberme=1&ts=02062015 がんは部位ではなく遺伝子変異で区分するようになりつつある 

キノシタ @Oncle1316 
腸をきれいにする 奇跡の「煮あずき」 (余命3カ月のガンが消えた1日1食奇跡のレシピ2) ムラキテルミの懲りない第2弾。今度は「煮あずき」か。 

祭谷一斗 @maturiya_itto  
ASCOの新規治療値段見てるのだけど、この年1億円レベルまで来ると「混合診療のメリット受益者」って「治療費払えるけどカツカツなひと」限定な気が。オリックスグループ元CEO、宮内義彦氏言うところの「金持ちでなくとも,高度医療を受けたければ,家を売ってでも受けるという選択をする人」。

祭谷一斗 @maturiya_itto  
「実は,混合診療解禁の論議では,巧妙に論点のすり替えが行われている.本当の問題は,必要な治療が保険診療に含まれていないという点にあり,混合診療が認められていないことではない」「必要な治療,適切な治療は,保険で給付する.そのために,保険診療が時代遅れにならないような制度をつくる(続 

祭谷一斗 @maturiya_itto  
(承前)時代遅れにならないような制度をつくる.そういったことこそ議論すべきなのであって,混合診療の解禁が是か非かなどという馬鹿げた論争は,もういいかげんに終わりにしてほしいものである」 市場原理と医療 米国の失敗から学ぶ 李 啓充 https://www.med.or.jp/nichinews/n170605j.html 

森 勇一 @ymori117  
Medscape。米国臨床腫瘍学会2015プレナリーセッション。この学会で発表された新規免疫療法のコストは年間ひとり当たり30万~100万米ドルと試算、保険診療も自己負担も持続不可能な額であり、早急に対策を考えるべきと。 http://www.medscape.com/viewarticle/845707?src=wnl_edit_cfna&uac=150331EZ?src=sttwit 

森 勇一 @ymori117  
進行期悪性黒色腫に対するイピリムマブとニボルマブの併用で年間30万ドル弱、高用量ペンブロリズマブで年間100万ドルとのこと。 

祭谷一斗 @maturiya_itto  
一応の留意点として、アメリカの薬剤費は世界一高い(製薬企業の言い値に近い)ので、他国でもこのままの値段と言う訳ではありませぬ。ただ、仮にこの10分の1の額になっても保険適用はむずかしいでしょうね……。>RT  但し、日本はアメリカの右に倣えでほぼ同額。


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