退院後のこと

2016年6月29日 (水)

土佐赤牛ですき焼き

しとしとと雨が降り続きます。気温も低めなので、昨夜はすき焼きにしました。20160628_181243_2
ふるさと納税の返礼品で届いた「土佐赤牛」です。いの町のマチダ牛肉店が、仁淀川ブルーといわれる清流仁淀川河畔の自社牧場で育て、”まぼろしの牛”といわれる土佐赤牛です。我が家は霜降り肉が嫌い(みんな下痢になる)なので、赤身の美味しい赤牛はぴったりです。

20160629_09_13_46

ところが、妻が「ネギを買い忘れた」と。最近よく買い物を忘れます。先日は卵を、その前はみりんだったか。その度に私が商店街に走る羽目になるのです。ま、運動不足を解消してやろうという親切心かもしれません。「かきぬま」で下仁田ネギ200円なり。

20160628_182015

今日の赤牛の肉、すき焼きにしたら引き締まった赤身がとても美味しかった。焼酎にも良く合う。

20160629_09_11_25

続きを読む "土佐赤牛ですき焼き" »

2016年6月26日 (日)

誕生日と膵臓がん9周年

今日は68歳の誕生祝(誕生日は明日だが)と膵癌術後9周年のお祝いを家族でやりました。
6月は忙しい。父の日に誕生日、がん記念日と続いてやってくる。

ケーキは、予約をしておいて深沢のパティスリー「NAOKI」まで取りに行った。祝い事のケーキはいつもここです。車で30分の距離だが、吞川緑道の近くだから、蒲田の我が家からは、吞川の上流であり、川沿いに行ければ近い。

20160626_14141101

愛犬・次郎も一緒です。

20160626_14143701

ロウソクは、もらったが使わなかった。ケーキが穴だらけになる。

20160626_15122201

さて、また1年。何ごともなく普通の日々でありますように。

続きを読む "誕生日と膵臓がん9周年" »

2016年6月23日 (木)

がん研で9年目の検査

今日はがん研有明で9年目の定期検査でした。腫瘍マーカーに異常はない。CT画像には明確な再発・転移を示す兆候はない。

とのことで、術後9年目をクリアです。血液検査の結果は、

20160623

GOTがちょっと高くてGPTは基準値ぎりぎりだ。少し肝臓に気をつけようか。毎晩の焼酎を控えてみるかなぁ。

HbA1cは7.2%、先月地元の病院での結果が7.0なのでまあまあです。ここ数年の経過を見ても上がり下がりが激しいですね。ちょっと糖質を摂り過ぎると高くなり、運動をがんばれば下がるという傾向です。反応が顕著なのは膵臓に余裕がないせいでしょう。膵頭部だけ残った私の膵臓、がんばっているのだから、これ以上の要求は止めておこう。

日本糖尿病学会と日本老年医学会の「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)」では、私の年齢では、SU剤などの服用の如何で7.0 または 7.5 が目標とされていますから、問題はないでしょう。

Thumb_546952_final20

それ以外の検査値は「健康体」です。

齋浦先生に「来年の10年目でおしまいですか?」と訊いたら、「実はまだ決めていない」とのこと。えっ、10年生存者はいないのか?

2003年頃には5年生存者は20名しかいなかった。このごろは増えてきたが10年生存者がそれほどいるわけじゃない(とは明確には言わなかった。もしかして私がはじめて?)。
「ま、来年来られたときに相談しましょうか。CT検査はなしで、血液検査で経過観察という方法もあるし」と言われました。

私もなんだか寂しくなるから年に1回くらいは顔を見せようかと思います。「元膵臓がん患者」になるのはいつだろう!

がん研のロビーもずいぶんと変りました。建物を増築したためレストラン「東京會舘」から見えていた庭がなくなった。でもタリーズコーヒーの前が広くなりゆったりとコーヒーが楽しめるようになっていました。テイクアウトで「會舘オムライス」を二つ。妻との昼食用です。

帰りに駐車場で精算待ちをしていると、ひぃさんがお孫さんを連れて通りかかった。彼女は気づかないので、ぽんと肩を叩くとビックリした様子。精算の順番になったのでひと言ふたこと話を交わしただけでした。

雨なので車で行ったのですが、東京湾トンネルの西行は一般道のトンネルが開通しているですね。高速代が助かった。

続きを読む "がん研で9年目の検査" »

2014年11月20日 (木)

老人性難聴かな?

DP3M2236 DP3M2059

都内の秋も深まってきた。


看護師が毎日体温と血圧を測定に来るが、体温計の測定が終わったときに鳴る音が聞こえない。
「終わった?」
「終わりましたよ」
が毎回のように繰り返される。老人性の難聴なのかも。

で、アプリを探して聴力検査をしてみた。
Image_001
検査結果は上の通り。
ヒトは通常20Hz~20000Hzの音を聞くことができると言われているが、私の場合は、15250Hzがかろうじて聞こえ、14000Hzならまだ確実に聞こえる。少し難聴が進んでいることが確実になった。

CDが20kHzまでの再生域だと言うから、CDの音源はすべてflacでリッピングしてはあるが、再生はMP3でも十分だと言うことになる。最近話題のハイレゾ音源などは、老人の私には宝の持ち腐れだ。

MP3の128kbpsと192kbpsで圧縮した音源に含まれる音の周波数分析は次のようになっている。
05_2 06
128kbpsでも十分だし、192kbpsなら、わずかに聞き取れるかもしれない高音部が若干含まれているだろう。128kbpsに比べてファイルサイズが1.5倍になるが、携帯プレーヤーに保存する音源は、192kbpsのMP3でいこう。

 

外出許可を貰って、自由が丘で蕎麦を食ってきた。創立80年という駅前の「藪伊豆
」。『化学調味料一切不使用、製粉会社と共同で開発したそば粉、鰹・醤油にもこだわった出汁の香りと味わいを』と謳っている。

奥の座敷に通されて、店内はこんな感じ。

20141114_141254
確かに蕎麦の香りものど越しも一品。出汁も上品な甘みと香り。せいろと焼酎のロックを頼んでしめて1500円は高かったが、味には満足。

20141114_141808
酔いと臭いを冷ますために2時間ほどカメラ散策し、看護師に悟られないように帰った。

続きを読む "老人性難聴かな?" »

2014年11月11日 (火)

入院中だって歩け歩け!

DP3M1876

秋らしきなった九品仏通り。

肩の手術だから足には問題がない。内臓も悪いわけではない。一日に15分のリハビリをやるだけで、それ以外の時間はベッドで音楽を聞くか、本を読むか、ネットにアクセスするかしかないので、かえって健康には悪そうだ。

で、昨日から外出許可をもらって近所を歩いている。奥沢から自由が丘周辺をカメラを担いで歩いていると、けっこう絵になる被写体が目に留まる。

歩け、歩け。

奥沢神社:恒例の「大蛇お練り神事」が有名だ。本殿にあるはずの藁の蛇が鳥居に巻き付いていた。

DP3M1825

DP3M1890

カメラはDP3 Merrillを1台だけしか持ってきていないが、Merrillで十分。良くをいえばDP2も持ってくるべきだった。Merrillはやはりいいカメラだよなぁ・・・。

次は洗足池にでも行ってみようか。

続きを読む "入院中だって歩け歩け!" »

2009年1月31日 (土)

喉の渇き

P1000121

                お散歩デジカメ 『3対3』


夜中に喉の渇きを覚えて、目が覚める。さらに、このごろは午前3時になると便が出たくなって目が覚める。便の方は手術の後遺症による神経性の下痢だろうから心配はないが、布団を汚すのが心配だから毎晩紙おむつをはいて用心している。幸いなことに紙おむつの世話になることはほとんど無く、何とかトイレに駆け込んでは、やっとこさ間に合わせている。

喉の渇きの方が気になると言えば気になる。すい臓がんの見つかる前にもひどい喉の渇きにおそわれたものだ。今またこの症状が出た原因を考えてみた。

一つには、がんの再発・転移によりインシュリンの分泌が悪くなったのかも。
二つ目には、先月よりアマリールを半分に減らしている。このためにやはりインシュリンが減って喉の渇きとなったのか。

後者ならアマリールを元に戻せばよいが、転移だとしたら、今私にできることはない。急いで転移の有無を検査しても良いが、悪い結果が出たとしても、その後の治療は限られている。せいぜい抗がん剤TS-1による治療を始めることくらいだ。ところが私は転移しても、治療方法としては抗がん剤を選ぶつもりはない。せいぜい数ヶ月の生存期間延長というエビデンスしかない標準的な抗がん剤治療を選択するつもりはない。

どちらの原因にしろ、急いで検査をする必要もないということだ。3月には癌研での定期検査があるから、それまでは待てばよい。自分の判断で今日からアマリールを元の量に戻して服用することにした。

続きを読む "喉の渇き" »

2008年12月 5日 (金)

癌研での定期検査の結果

昨日は半年ぶりの、癌研での定期検査でした。
検査をしないと不安だし、検査をするとなるとその結果がどうなのか、これまた不安になります。検査の結果、再発していたらどうしようか、転移はしていないだろうかと、あれこれと想像します。膵臓がんでは多くの患者が再発・転移をするのですから、私にもそろそろ再発・転移という事態になってもおかしくはないです。

転移・再発していた場合のその後の治療方針を考えて診察に臨みました。

  1. なにも治療はしない。
  2. TSー1の抗癌剤投与をする。これが現在の標準的な治療方法です。
  3. がんペプチドワクチン療法をやってくれる医療機関を探す。
  4. 樹状細胞療法の医療機関を探す。
  5. 休眠療法でがんとの共存を考える。

この中で最も有効だと思われるのは、最近報道もされたがんペプチドワクチン療法でしょう。これなら運が良ければがんの消失=完全治癒も可能です。

血液検査とダイナミックCT検査の結果を待って診察です。
血液検査の結果は、腫瘍マーカーのCEAが4.5、CA19-9が28.7と、前回よりも少し増加しているが正常値の範囲内でした。先生の言うには、「増えたといっても誤差の範囲ですよ」とのこと。
ついでCT画像を出して、スライス画像をマウスでくるくると連続表示しながら見ていきます。私も息を詰めて見ていましたが、「きれいですね。全く問題ないですよ」との言葉。ホッとすると同時に、なんだか肩すかしを食ったような気分です。(人間って勝手なものですね。)
手術後一年半を過ぎて、再発・転移は見られません。

以下はそれ以外の先生とのやりとりです。
○癌研はがんペプチドワクチンへの対応は考えていないのですか?
●理化学研究所と共同ですでに臨床試験も終わっていますよ。これはあなたのような膵臓癌の手術適用例の患者さんが対象でした。これからは手術不能の患者さんへの臨床試験を計画しています。今はその端境期ですが。東京大学医科学研究所の中村教授も元は外科の医者でしたよ。

<しかし、理研のワクチンは樹状細胞療法といわれるものではないかと考えられます。ネットで検索しましが、理研発のベンチャー企業、セルメディシン(株)の「自家ワクチン療法」がありました。これは自分のがん組織がないと治療ができません。樹状細胞療法とがんペプチドワクチン療法は、基本的な考えは同じですが、別のものです。>

○私ががんペプチドワクチンを希望した場合、可能でしょうか?
●理化学研究所に直接申し込んでも大丈夫なはずですよ。ただ、あなたの場合、今ワクチン療法をやる必要はないでしょう。
○18ヶ月たって、転移も再発もしていないのは、成績としてはよい方ですよね。
●そうですよ。膵臓がんの手術適用例で、ASCOのデータだと生存期間中央値は22.8ヶ月です。あなたの場合、既に18ヶ月ですから、仮に今再発・転移しても生存期間中央値以上には生きていることになりそうですから、実際はそれよりも長期間の生存例ということがほぼ確実です。立派な成績ですよ。
○先生の術式が非常に良かったのだと思います。それが一番の要因でしょう。

帰りはゆりかもめで新橋まで出て、年末ジャンボ宝くじを購入。今日の幸運を宝くじにまでつなげたいという、欲張った考えです。夜はチェロのレッスン。今は「虹の彼方に」を練習している。「オズの魔法使い」の劇中歌です。1番パートと2、3番パートのハーモニーが美しい曲です。

ここでもう一度気持ちを引き締めて、これまでの自分なりの治療(玄米菜食・運動・瞑想など)を続けなければならない。油断禁物です。

2008年10月10日 (金)

墓の移転

今日は羽田から高知へ。レンタカーを借りて帰省しました。

目的は墓地の移転。両親と弟の遺骨を東京に移転するために。屍櫃(かろうと)を開けるとすごい湿気で鍵もさび付いていた。三柱の骨壺を出して段ボールに納めて荷造り。宅配便に依頼して終わり。何とも簡単。骨だからクール宅急便にする必要もなし。

何万人というガンからの生還者に共通していることは、心と生活を徹底的に一変させたという点である。一つには「死」に対す考え方。多くのガン患者は「ガンと診断された以上、私は確実に死ぬだろう」というものであろう。しかし、ガンからの生還者は「進行していようとしていまいと、ガン=死ではない。ガンは正常な細胞を攻撃したことは一度もない。がん細胞は、ただ単に増殖することによって正常な細胞の機能を妨げる。だから、私は死ぬかもしれないし、死なないかもしれない」というもの考え方である。
_mg_0635
「私が死ぬはずがない」ではない。そうした考えは、ガンと闘うために必要な行動を忘れ、無視することにつながる。「私にできることをやる。その結果、死ぬかもしれないし、死なないかもしれない」。これ以外に考え方における選択肢はあるだろうか? 生も死も不確実であるから、そんなものを相手に思い悩むことはばかげている。自分の行動によって影響を及ぼすことができる範囲に、持てるエネルギーを集中すべきだ。

人は必ず死を迎える。いずれは何らかの原因で死ぬのであるなら、ガンで死ぬPhotoことは「そんなに悪いなにか」ではない。今回の墓地の移転のように、やっておくべきことを片付けておくこ とができる。ありがたいことではないか。

翌朝は早起きして近くの漁港へ。夜明け前の暗く沈んだ漁港の片隅にス ナックがぽつんと取り残されたように建っていた。

続きを読む "墓の移転" »

2008年6月24日 (火)

セカンドオピニオン

_mg_0354 本日のブログとは何の関係もないのですが、久しぶりにデジタル一眼で撮影しました。鹿島神宮での結婚式を控えた若いカップルです。幸せそうでした。


町田のUクリニックでセカンドオピニオンを受けてきました。
約1時間も時間を取っていただき、じっくりと『私の膵癌に何ができるか』を説明していただきました。一人の患者に対してこんなに時間を取って説明をするなど、普通の病院では不可能でしょう。永年の先生の経験と知識を1時間もかけて説明し、保険の利かないセカンドオピニオンですが、21,000円では安いと思います。

癌研での治療
癌研の主治医の先生とのやり取りを話したところ、「癌研になんか行くからダメなんだよ」と一言。「手術は癌研で正解だが、術後補助化学療法は無駄だった」と言われました。膵癌の手術後のジェムザールを使った補助化学療法では、無病生存期間は2倍ほど伸びますが、5年生存率には統計的に有意な差がない、と。

癌患者は本気になって理論武装しないと自分の命を守れません。「大きい病院・有名な病院にかかっているから大丈夫だろう」というのは迷信でしかないですよ。大きい病院ほど小回りは効きません。大学病院の医師なんかは、患者よりも上司の教授の方を向いている医者が多いように思います。(例外もあるのでしょうが)患者の希望よりも教授の方針が第一で、その教授が学会発表の論文の数にのみ目を奪われているようなら、患者にとっては最悪でしょうね。

癌研では再発までにすることは何もないと言われたのですが、と質問しましたら、「そんなバカなことはないですよ。標準的なエビデンスのある治療方法はないかも知れないけど、やってみてその患者に合った治療法を探せば必ず何かはあるものですし、健康保険では膵臓癌には使えないが、保険外なら有効な薬はたくさんあります。」

説明の大部分は休眠療法に関する話でしたが、癌は一人ひとり違うもの。Aさんの膵臓癌とBさんに膵臓癌は違うという説明は納得できるものでした。

病理組織検査結果
癌研での病理組織検査結果を見て、「静脈侵襲がV2で、リンパ管侵襲がly2ですね。肝臓に高い確率で転移することを考えるべきです。」
私もこの点は気になっていたのですが、癌研の先生はこんなことは何も説明してくれませんでした。インフォームド・コンセントを声高にとなえる病院にしては、言うこととすることが全く矛盾しています。

再発までに可能な治療法
いくつかの治療方法を提示されましたが、これらには当然エビデンスはありません。メリットもデメリットも含めて私自身が自己責任で選択しなければならないし、選択に際してのデータもないのですから、サイコロを振って選んでもよさそうな気がします。
ただ、2000年に直腸癌をやっていると言ったら、「それは良かったですね。」とのこと。どうしてですかと聞くと、「直腸癌に保険で認められている抗がん剤が使える」のだと言います。少々のテクニックと注意が必要らしいですが、合法的に使用できるのだそうです。
「ついでに肺がんと乳がんをやっておけばさらに良かったんですが」と冗談半分に言われました。直腸癌をやって褒められたのは初めての経験です。乳癌は無理でしょう。(*^_^*)

肝臓への転移を考えた治療方法の候補として

  • 動注化学療法
    皮膚の下にリザーバーという袋を埋め込んで、太ももの動脈から肝臓の門脈に直接抗がん剤(ジェムザールまたはオキサリプラチンを注入する)

それ以外の方法として

  • オキサリプラチン単独
  • TS-1の服用
  • UFT
  • クレスチン
  • ゼローダ
  • ハーセプチン
  • 分子標的剤

私の場合、"直腸癌をやったおかげ"で、分子標的剤以外はすべて健康保険が使えます。

これらを標準的な量で投与するのではなく、休眠療法と言われる「副作用のない少量の抗がん剤を長く(生涯)続ける。癌をやっつけるのではなく、癌と共存する」治療で行ないます。

再発とは
癌が再発するというのはどういうことでしょうか。
癌細胞は小さすぎて眼には見えません。特に膵癌の場合に抗がん剤が利かないということは、全身に散らばった癌細胞があるということです。それが増殖して身に見える、あるいはCTなどで確認できる大きさになったときに「再発した」というのでしょうが、実際は「癌細胞の数が増えて見えるようになった」というだけのことです。したがって、再発を抑える治療法というのは結局、癌細胞を増やさない、減らしていく治療法と同じだと言えます。休眠療法においては再発前も後も基本的に治療方法は違わないのでしょう。

PET-CT(陽電子放射断層撮影)
手術後から最近までの血液検査の結果をすべてお見せしました。腫瘍マーカーの数字をチェックしていた先生が、「CA19-9が増加傾向にありますよ。正常範囲内に収まってはいますが」と言われました。私は正常値にあるから油断していたのですが、徐々に増えています。チョット心配になってきました。癌細胞が活動を始めたのかもしれません。

「とりあえず治療方法を選択する前にPET-CTで検査をしましょう。その結果転移していれば治療法は違ってきますから。」ということになり、四谷のメディカルキューブで予約をすることになりました。

PET-CTは保険適用になるには厳しい条件が付いています。

  • 「膵癌」の場合には膵臓に腫瘤が存在することが条件です。嚢胞性腫瘤の鑑別に関しての保険適用は困難と思われます。

私の場合は適用になる可能性が大きいと思っています。

セカンドオピニオンをして正解でしたね。このまま癌研で再発を待っていても2年後に生きている可能性は相当低いでしょうし、TS-1という「日本でしか使っていない、欧米では無視されている」ような抗がん剤だけしか使わない治療では、絶対に後悔すると思います。

続きを読む "セカンドオピニオン" »

2008年6月23日 (月)

居眠りする医者 休眠療法など

今日は二箇所の病院へ。膵臓癌を見つけていただいた山王内科クリニックではアマリールを処方していただくために。血糖値も安定しているのでこのまま治療を続けましょうといわれました。

「先生が私とおなじ状況だったら、どのような治療法を選びますか?」とちょっと意地悪な質問をしてみました。「当たる確率は小さいけど、民間療法も含めて自分の納得いく治療法を選択するでしょうね。膵癌は厳しいですから、結果がどう出るかということも大事ですが、自分の心の問題、心で納得できるかどうかがより重要だと思います。」との返事でした。

もう一箇所はアヘンチンキをいただくために。山王内科クリニックの先生は麻薬医の登録をしていないということなので、近くの末期がんの在宅終末医療に熱心に取り組んでいる鈴木内科医院へ。ここでアヘンチンキを処方してもらうことになって、わざわざ癌研まで行く必要がなくなりました。

鈴木内科医院は、以前に会社の健康診断をしていた病院です。十数年ぶりでしたが、当時からの看護婦さんがまだ二人残っていました。居心地のよい医院なのでしょうね。今は若先生になっていました。

大先生はよく聴診器を当てながら居眠りをするような先生でした。これは終末医療に熱心なためで、徹夜での治療に当たった翌日には患者の胸に聴診器を当てながらこっくりこっくり。しばらく何にも言われないので、何か異常でもあったのかとびくびくして先生の顔を見ると居眠りをしている、そんな先生でした。若先生も緩和医療・終末医療に熱心に取り組んでいるようで、ネットで検索してもたくさんヒットします。電動自転車で大田区を飛び回っているようです。

「2年後には私も自宅での終末医療を考えているのですが、蒲田まで電動自転車で来ていただけるでしょうか?」と聞きましたら、「大丈夫ですよ。私の行動範囲内です。でも4年後にしておきましょうか」との気遣いの言葉。

目標は2年。欲を言えば4年を何とか生き抜くこと。その為に今やるべきこと、できることを最大限に考えて行動すること。これしかないし、それ以外のことをくよくよと考えても無駄です。古代ローマの哲学者セネカもいっています。「自分の影響の下にあることに専念しなさい。自分の影響の下にないものについてあれこれ考えることはない」と。

自分の影響下にないものとして、子供や妻、自分の健康や寿命を上げています。奴隷すらも自分の思い通りにならないのだとも。OSHOも「TAO 老子への道」で同じことを言っています。「他人の考えを変えようなんて、大それたことを考えるな。」と。

明日はセカンドオピニオンで町田まで行きます。休眠療法に取り組んでいる先生の診断を受けてきます。

休眠療法はメトロノミック療法とも言いますが、少量の抗がん剤を長く投与することで、腫瘍を小さくすることを目指すのではなく、患者が長く生きることを目指す考えの治療方法です。日本では金沢大学の高橋豊医師が提唱して実施している治療方法で、「がん休眠療法」という書籍でも紹介されています。すい臓がんに対するエビデンスはないのですが、大腸がん?についての治験がスタートしているようです。

再発のリスクを下げるために、今何ができるのか
再発後の休眠療法で、すい臓がんの治療成績は

などを聞いてこようと思っています。

続きを読む "居眠りする医者 休眠療法など" »

より以前の記事一覧

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

膵臓がんランキング

  • あなたは独りではない。闘っているたくさんの仲間がいます。

膵臓がん お勧めサイト

アマゾン:商品検索

がんの本「わたしの一押し」

スポンサーリンク

がんの本-リンク

  • がん患者が選んだがんの本

サイト内検索

ブログ村・ランキング